~東京事務所長です~
11月18日に津市美杉町奥津の古民家が民宿ぬしやとして生まれ変わりました。築100年以上経過して荒れ果てていた建物をオーナーが修繕してこのたび新たなスタートを切ることとなりました。
ぬしやさんはもともと漆塗り職人を発祥とする扇本家が所有していて、明治の時代から塩やたばこの販売を始め、 財を成した扇本家が現在の形の意匠を凝らした設計の家屋を建てられました。しかし、30年ほど前から店舗としての営業を終了し、無人となっていました。
その後、現在のオーナーが譲り受け、明治から昭和初期の雰囲気をできる限り残して整備され、本年4月からまちかど博物館として一般公開を始められ、今回民宿としての営業開始となりました。
場所はJR名松線の伊勢奥津駅のすぐそば。これまで、駅の周辺には宿泊施設がなかったので、日帰りの観光客が多かったですが、これからはゆっくりと美杉の魅力に触れていただくことができます。
新しく生まれ変わったぬしやさんでタイムスリップしたような世界を感じてみませんか。