~東京事務所長です~
今回は8月5日の中日新聞に掲載された鰯街道のことを紹介します。
かつて津市で水揚げされたイワシを京都へ運んだ「鰯街道」を学ぶ授業が三重県多気郡多気町の相可高校で行われました。講師は以前、津市で寿司店を経営されていた方でその文化や酢で締めるイワシ寿司の握り方などを生徒に指導されたようです。
かつてとはいつ頃か・・・。それは室町時代。津市のイワシはいまの亀山市、大津市を経て京都へ運ばれたようです。今でも津市から京都へ行くには1時間半くらいかかります。その時代だとどれくらいかかったのでしょうか・・・。馬に乗せて運んだか、あるいは人力で運んだのか。釣ったそのまま運んでも傷んでしまうので、塩漬けにしたのでしょうか・・・。いろいろと考えてしまいます。(笑)
この文化を伝承されること、素晴らしいです。
私も鰯が大好きで、東京のアパートからほど近い定食屋さんでよく刺身定食を食べ、時々鰯を食べます。鰯って、魚偏に弱いと書きますが、とんでもない。鰯にはカルシウムやDHAがしっかりと含まれており、食べることで体は強くなります。
それと、鰯は生臭さを嫌う人がいます。「鰯七度洗えば鯛の味」と言われます。 鰯のような生臭い魚も、よく氷水で洗って造りで食べると、鯛のように生臭さもなく食べられます。是非、伊勢湾で採れた津市の美味しい鰯を味わってほしいものです。
新型コロナウイルスの感染拡大による陰気臭い雰囲気をみんなで乗り越えましょう。コロナには負けない!