東京事務所長日記 令和3.6.2(あのう温泉)

登録日:2021年6月2日

~東京事務所長です~

 

津市の温泉といえば、かの清少納言が枕草子で「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」と讃えられた「榊原温泉」が有名ですが、今回は安濃地域の「あのう温泉」を紹介します。

 

あのう温泉は緑あふれる安濃町東観音寺にあります。 

平成17年10月に開設し、住民の健康増進、福祉の向上、住民交流促進等の場として設置された安濃交流会館内にある温泉施設です。令和3年3月で利用者累計60万人を超えました。

 安濃地域を眼下に見下ろす経ケ峰を訪れる登山客の疲れを癒す存在でもあり、また、地域住民にとっては楽しく通えるコミュニティ的な存在でもあります。

  

 入浴料は大人300円で、ちょっとしたスーパー銭湯より安く、回数券でさらにお得にご利用いただけます。ボディソープとリンスインシャンプーは備え付けてありますので、タオルだけ持って入っていただくことができます。(タオルを持っていない場合も100円で購入できます。)

現在は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行いながら訪れていただいた方々に癒しをお届けできるよう努めています。

 

浴室は「経ケ峰」と「長谷山」の2つがあり、それぞれ安濃町近辺の山から名付けられました。

それぞれの浴室には温浴槽と、源泉槽の2つの浴槽があり、温浴槽は温泉水を加熱した大きな浴槽、源泉槽は源泉かけ流しの小さな浴槽で、温度は35.4度のぬるま湯になっています。

 源泉は関節リウマチ、神経痛、打撲のほか、冷え性、胃腸機能低下、疲労回復、健康増進などに効果があると言われています。また、温浴槽と源泉槽を交互に入って楽しまれる方も多く、なかなか癖になる温度となっています。

 

そして、温泉内にはこんな掲示が。

『御話し』

風呂の中に砂が出ていますが、これは温泉水と一緒に出てきた「硅酸石」で、この地域の地下に埋もれている研き砂層が溶けて出てきたものです。肌を磨きますので、安心してお入りください。

 

肌を磨く。とてもいい響きです。

 

経ケ峰の登山の帰りにふらりと立ち寄るのにもちょうどいい、あのう温泉で汗も疲れも嫌なことも流しませんか。

 

 

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