東京事務所長日記　令和6.9.5（歌舞伎俳優 坂東彌光さん）

～東京事務所長です～

歌舞伎俳優 坂東彌光さんをご存知でしょうか。

坂東彌光さんは、津市出身で地元の久居中学校を卒業後、国立劇場伝統芸能伝承者養成所に通い、2019年4月に坂東彌十郎さんに入門されました。

今回、地元出身というjことでご挨拶に来ていただきました。

正直、津市出身の歌舞伎俳優さんがおみえになるとは知りませんでした。

お話を伺うと、小学生の時（当時9歳）に歌舞伎を鑑賞し、魅了され、歌舞伎役者を目指されたそうです。

その後、津市へ地方公演に来た歌舞伎を鑑賞した時、当時は今のような活躍はされていなかった脇役であった坂東彌十郎さんに惚れ込み、入門したいと手紙を書いたら、すぐに電話をいただき、お会いになって、養成所を勧められたそうです。

2年間の養成を終え、誰のところに入門するかを決めるタイミングがあるそうですが、意思は変わらず坂東彌十郎さんに入門することになったそうです。

歌舞伎の世界は世襲が普通なのかと思っていましたが、200人いる歌舞伎役者のうち世襲の方は40人ほどだそうで、圧倒的に坂東彌光さんのように新たに門をたたく人が多いそうです。

歌舞伎の世界ではまだまだ駆け出しの坂東彌光さんですが、「地元に恩返しができる歌舞伎役者になる」という強い思いを待たれています。

まずは、地元の「久居アルスプラザ」で公演ができればと仰っていました。

津市出身の歌舞伎界の大スターが誕生することを願って応援したいと思います。