~東京事務所長です~
昨日に引き続き「津まつり」のお話です。
津市の無形民俗文化財に指定されている「しゃご馬」。
江戸時代初期の寛永年間に始まった津八幡の祭礼に登場する歴史ある伝統芸能です。
かご馬の中に入り、怖〜い面と赤毛のかつらを着けて、ほら貝・陣太鼓・錫杖に合わせて踊り駆け回って驚かします。
私が個人的に、津まつりの中で出会って一番嬉しいのが「しゃご馬」です。
これは今だからそう言えるのであって、幼いころは怖くて怖くて逃げまくっていたそうです。
お祭りの時期に繰り返し両親が語る「しゃご馬のシャンシャンっていう音が聞こえてきただけで、大門のさぁ、店の中まで入って隠れたわさ」という幼いころの私のエピソードが、今年も聞くことができました。
そして、広報課の担当者と一緒に撮らせていただいた「しゃご馬」を怖がるお子さんの写真がこれです。
追いかけられるだけでなく、抱かれてしまいました。
この子夜泣きはなかったでしょうか。
「津まつり」を見たことある方も、そうでない方も、そして久しく見てない方も、こんな楽しい「津まつり」を来年こそは見に来てください。