~東京事務所長です~
今年もまたこの季節がやってきました。
津市の海辺のまちで行なわれる夏祭りです。
そのひとつが、津市白塚町の八雲神社の夏祭りに行われる「やぶねり」です。
毎年7月10日11日に行われ、10日を「宵の宮」11日を「やぶねり」と呼よびます。
10日は、行燈・屋台提灯が飾られ、露店も並ぶお祭りムードの中、地元の人たちは宮参りをし、祭の安全を祈願します。
11日は、神社で祭神のスサノオノミコトが 退治した八岐大蛇を模した葉のついた青竹を束ねて作った18mもある「やぶ」を各地区2体、合計6体作ります。
夜になると「やぶねり」が始まります。
男衆が神社でお祓いを受けたあと、「伊勢音頭」を唄い士気を高めて町中へ繰り出し、「やぶ」を担いで町内を練り歩きます。
「エーヤナッチャ」の掛け声とともに、水がかけられる中、暴れるように練ります。
練りが激しいほど、疫病退散ができるということで、大迫力の練りが見られます。
町中を練り歩いたあとは、海に入り「やぶ」を親神社である津島神社の方へ流します。
勇壮で迫力のある「やぶねり」を観に津市へお越しください。