登録日:2021年5月20日
~東京事務所長です~
「マコモ」ってご存じですか?
マコモは、津市自慢の農産品の一つで、美杉地域や高野尾地域で栽培されています。
マコモは、イネ科の植物で、古事記や日本書紀にも登場する古くから親しまれていた植物。白く柔らかい茎の部分は「マコモタケ」と呼ばれ、食材などに使われています。
食物繊維やカルシウム、たんぱく質などが多く含まれているマコモタケは、クセがなく、柔らかい食感で、ほのかな甘味が感じられ、中華料理の高級食材としてだけでなく、天ぷらやサラダ、炒め物など、どんな料理にも良く合います。
先月の23日、作物を育てる喜びと苦労、地域の自然を守り続けている人の思いを知ってもらおうと、マコモによる地域の活性化をめざして活動されている「八十六石まこもの集い」のみなさんの指導のもと、津市美杉小学校の3,4年生が、マコモの植え付け体験をしました。
こういう体験を通して、地元の農産物を大事にしていく心が育っていくのですね。
美杉小学校のみなさんが、心を込めて植え付けしたマコモは秋に収穫の時期を迎えます。
今から成長が楽しみです。
なお、美杉小学校の体験学習の様子は、「津市動画チャンネル」でも見ることができますよ。