登録日:2021年6月18日
~東京事務所長です~
幕末好きな私にとって、世田谷にある松陰神社は聖地のひとつです。
最寄り駅の東急世田谷線・松陰神社前駅で降り、商店街を抜けると神社にたどり着けます。
学生時代に訪れたとき、この商店街はちょっと寂しい感じの商店街でしたが、現在は老舗の商店と、歴史ある商店を活用したおしゃれなお店がほどよく並ぶ、若い人にも人気の街の一つとなっていました。
津市に本店があるカステラ屋さんの東京店もこの商店街にあります。
なぜだろう、と思い調べると、世田谷区とまちづくり協議会が一体となって、誰にでもやさしくふれあいが生まれる商店街を目指し、ハード・ソフトの両面から集中的に整備されていました。
特に、感心したのが従来の道路構造ではなく、排水を道路中心に持ってくることで道路と店舗の段差をなくし、歩行者空間が広がったというもの。
確かに狭い道で、歩きにくい道路でしたが、それが解消されています。
こうやって工夫をして、限られた空間を生かすことができるんですね。
インフラ整備は費用と時間がとてもかかります。
なかなか実現は難しいのですが、東京にいる間に、こうやって実際に体験した事例を少しずつでもチェックして、津市のまちづくりに、いつか役立てればいいなと思います。