登録日:2021年9月1日
~東京事務所長です~
9月1日は防災の日です。
今から98年前の1923年9月1日、関東大震災が発生しました。
11時58分という昼前の時間だったことも災いして、大規模な火災が発生し、大勢の犠牲者が出たことは皆さんご存知の通りです。
私が関東大震災を知ったのは、小学校3年生の時に読んだ、漫画「はいからさんが通る」 でした。
関東大震災について見開き2ページにわたって詳しく説明されていて、幼心に地震の怖さをひしひしと感じました。
今思えば、その頃から東京に大地震が来る、富士山が噴火すると言われていましたが、まだどちらも起きていません。
いつ起こってもおかしくない東京直下型地震。東京都はずっと地震に備えているようです。
学生時代、学生手帳の後ろに必ず大地震が起こった時の心得が書いてあったり、幹線道路にも「ここは大地震が起こった時には…」という説明書きがされていました。
そういう普段から目にするもので注意喚起をしてくれると、無意識にどう行動したらいいのかなんとなく頭に入りますね。
今も、事務所があるビルに、東京都が発行している冊子が無料で置かれています。津市東京事務所の所員は1人1冊いただきました。
「今すぐできる15のこと」、「はじめよう、助かる暮らし」、「覚えておこう、発災時の基礎知識」、「想定しよう被災後の暮らし方」という章に分かれていて、イラストも豊富でとてもわかりやすいです。
「災害は忘れたころにやってくる」。
今日はもう一度、この冊子を読み返そうと思っています。
津市も、まもなくやってくると言われている南海トラフ地震では大きな被害を受ける想定がされています。
津市では、地震だけでなく、災害への備えは、地域の方々と一体となって、できる限りのことをやっている自負があります。
ぜひ一度、津市防災サイトもご覧ください。