東京事務所長日記 令和3.9.24(高畑勲監督)

登録日:2021年9月24日


~東京事務所長です~

 

 

相変わらず録りためたDVD鑑賞を続けています。

先日、「ハウルの動く城」を見ました。はい、また有名どころを未見でした。

久しぶりのジブリ作品で「ああ、ジブリだ」と楽しく見ていました。

 

 

「ハウルの動く城」は宮崎駿監督作品ですが、ジブリと言って忘れてはいけないのが高畑勲監督ですね。

「アルプスの少女ハイジ」や「火垂るの墓」などを世に出した監督ですが、この高畑監督、津市にゆかりのある方なんです。

 

 

高畑監督は、三重県伊勢市の出身で岡山育ちということはよく知られていますが、2歳の時に津市に移り、津城のお堀に面した武家屋敷の一つを借りて、三重師範学校附属国民学校(現・三重大学教育学部附属小学校)1年生の3学期まで暮らしていらっしゃいました。

平成28年の三重県総合文化センターの情報誌のインタビューでは、伊勢の遷宮の御木曳を引かせてもらったことや津の海岸で遊んだことなどの思い出を語っていらっしゃいます。

この津での幼少期の経験が高畑監督の作品のどこかで息づいているかもしれないと考えると、とても誇らしいです。

 

なお、高畑監督が通われた国民学校は、現在の津市役所本庁舎敷地内といわれています。津市役所に勤めるものとして、高畑監督のように自由に想像して市民のための政策を考えていかないといけませんね。

 

 

ところで、高畑監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台となった、東京郊外の多摩丘陵を走る京王相模原線がいつも混んでいるのは、人間に化けたタヌキが席を占領しているからという都市伝説があります。

一度、真偽のほどを確かめに行かねば、と思っています。

 

2019年の高畑勲展(東京国立近代美術館)より

撮影可だったので撮ってしまいました


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