登録日:2021年10月14日
~東京事務所長です~
仕事の関係で、本庁舎に戻って2日ほど勤務していました。
本庁に戻って何が気になるかといえば、お昼ご飯をどうするかです。
部署によっては、出前を取ったりしていますし、地下に食堂もあります。
でも考えるのが面倒だったので、前日にパンを買って持っていきました。
すると、初日のお昼休み、周りのみんなが、おそろいのお弁当を食べているではないですか。
よく見ると、「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の文字とキャラクター・とこまるの絵が。
そう、コロナの感染拡大により、中止となってしまった国体・大会で選手たちに出す予定だった通称「国体弁当」です。
選手や監督たちにおいしい三重の食材を使ったお弁当を食べて、競技にのぞんでいただこうと、津市立三重短期大学の学生たちが、地元の料理屋さんの協力ももらいながら、栄養やカロリー、彩りや味付けを工夫して、1年半かけて考えたメニューです。
中止の決定が、食材の仕入れ前だったので、食品ロスはなかったのですが、せっかく学生たちが考案したお弁当が幻となってしまうということで、お披露目の場として、ボリュームを落として、10月1日と11日に、津市役所などに事前予約制で販売されました。税込みで700円です。
そういえば、注文を取りますという連絡が来ていましたが、東京にいますし、その日に戻っているとは気か付かず、スルーしてしまっていました。残念。
この日のメニューは、さんまのかば焼きや高菜とキャベツの炒め物などで、とてもおいしそうでした。
選手たちに食べてもらうことができなくて、本当に残念です。
でも、同僚たちは、口をそろえて「おいしい」と言っていましたよ。
学生の皆さん、ありがとうございました。