登録日:2022年1月25日
~東京事務所長です~
先日、職場の先輩から写真が送られてきました。
「福引せんべい」。
そんな季節なんですね。
と言っても、「何のこと?」と思われる方が大半だと思います。
この「福引せんべい」は、津市民にとってなじみ深い節分のお菓子です。
以前ご紹介した津市大門の津観音で毎年2月3日に「鬼押さえ節分会」が行われるのですが、津市では古くからこの節分会のお土産として、「福引せんべい」が市民に親しまれていました。
落花生を練りこんだ生地を三角形に折り畳んで作られたものです。
それを割ると、中には七福神や招き猫、大判小判といった縁起物の置物が入っているんです。
毎年、親にせがんで買ってもらって、中から何が出てくるのかワクワクしながら割っていた覚えがあります。
かつては津市内のいくつかの菓子店で製造されていたようですが、今では「平治煎餅本店」さんのみが手掛けられているそうです。
1月31日までオンラインショップでも購入できるようですので、幸運を呼ぶ福引せんべいをぜひご賞味ください。おいしいですよ。