登録日:2022年2月9日
~東京事務所長です~
通勤途中に小学校があります。
少し前までは小学校の横を通っていたのですが、正門前を通ったほうが少し距離が短いことに気づき、そちらを通るようになりました。
大体、その前を午前7時30分から45分の間ぐらいに通るのですが、40分過ぎから、校長先生と思しき方と、小学生数名が門の前に立ち、通る人に「おはようございます」とあいさつをしてくれます。小学生は同じ子ではなく、当番のようで毎日入れ替わっています。
私も彼らがいらっしゃるといつも「おはようございます」とあいさつをしますが、やはり気持ちがいいですね。
私が小学生の頃は、通学途中で会う人にはちゃんとあいさつしましょう、と習いましたが、今や知らない人に声をかけられたらブザーを鳴らしましょう、になっていると聞いていましたし、放課後や土日に友だちの家に遊びに行く時は一人で自転車で行かずに親が車で送らないといけないと聞いていたので、とても寂しく感じていました。
このような取り組みは、とてもいいことだと思いますし、私のような他所から来た人間も顔を合わせていれば、「あ、あの学校の先生だ」、「あそこの小学生だ」とわかりますし、彼らも「いつもここを通る人だ」とわかってきますので、何かあったときにお互いが安心できます。
朝、会った時にはあいさつをする、という少し前まで当たり前だったことが、現代も当たり前になるような世の中になっていってほしいですね。