登録日:2022年2月24日
~東京事務所長です~
時間があると足を運んでいる書店が、この5月8日に建て替えのために一時閉店になります。
その閉店企画の第1弾として、「本みくじ」が行われているとのことで行ってきました。
「本みくじ」は、SNSなどで「忘れられない一冊」を募集し、そこで集まった本に特製のカバーをかけて何の本かわからないようにして番号をつけ、おみくじを引いて、「ご縁のあった同じ番号の本を読んでみませんか?」というイベントです。
普段手に取らないような本との出会いに、という書店の思いが託されています。
そして、この特製カバーは夏目漱石の「こころ」の初版本をイメージしたもので、その書店の名前がちりばめられています。色も何色もありとてもきれいです。折り返しには書店の名前の由来となった論語の一節が書かれています。
私が引いた本は、本当に普段なら手に取らないような海外の実際にあった法廷闘争を描いたもので、映画の原作にもなった本でした。
ただ、自ら手に取らないものではありますが、「歴史」、「映画」という私好みのキーワードが入っていて、ご縁を感じました。
本には、この本を推薦した読者の感想を丁寧に手書きされたカードも入っていました。
東京にいると、いろいろなイベントがありますので、今後の仕事の参考にもなります。今のうちにアンテナを張って趣味として終わらせるのではなく仕事に還元できるようにしていこうと思います。
まだイベントは続いていますので番号はぼかしてあります。