登録日:2022年3月11日
~東京事務所長です~
今日は、東日本大震災が発生した日です。
津市では震度2か1でしたので、あの日、職場で作業をしていた私は地震に気づきませんでした。
当時広報課でテレビ番組を制作していたため、常に職場ではテレビがついていて、1時間後くらいだったと思いますが、津波の映像が出た時には一瞬何だかわからなかった覚えがあります。
といいますのも、その少し前に2004年のインドネシアの津波被害を例に挙げて説明された防災に関する講演の映像を編集して、放送したばかりだったからです。
講演資料の中で、インドネシアの津波の映像が使われていて、その勢いの凄まじさと、津波の恐ろしさを感じた記憶がまだありありと残っていたからです。
でもその映像が、自分が編集した講演会の映像ではなく、今、まさに起こっていることと気づいた時には、遠く離れたところで何もできない無力感にぼう然とするしかありませんでした。
あれから11年。
テレビなどでは現在の東北の様子を伝えたり、災害への備えを呼びかけたりしています。
昨日も都内の防災センターで行われている、関東大震災以降これまで起こった大地震を様々なシチュエーションで体験できるコーナーで、某アイドルが、「東日本大震災の時のコンビニの中」というシチュエーションで、そういう時にはどう行動すればいいのかを考えるというリポートをしていました。
首都直下型地震、富士山噴火、南海トラフ地震など、来ると言われている災害がいくつもあります。
今一度、災害への備えを確認し、様々なシチュエーションを想定して、被害を最小限にとどめて命を守る行動をとれるようにしたいですね。