登録日:2022年3月25日
~東京事務所長です~
津市を代表するご当地グルメ「津ぎょうざ」が、特許庁の「地域団体商標」に登録されました。
「地域団体商標」制度は、地域の産品等について、事業者の信用の維持を図り、「地域ブランド」の保護による地域経済の活性化を目的として2006年に導入されたものです。
これまでに県内では「松阪牛」、「伊勢茶」、「伊賀くみひも」などが登録されています。
津ぎょうざは、直径15センチの皮を使った揚げ餃子で、中身はお店によってそれぞれ特色があります。
1985年頃から旧津市内の学校給食として登場し、今でもカレーライスを抑えて津市の給食の人気ナンバーワンメニューです。
2019年に兵庫県明石市で開催された、ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」では、まちおこし団体である「津ぎょうざ小学校」が最高賞のゴールドグランプリに輝きました。
今回出願したのは、津ぎょうざを提供しているお店でつくる「津ぎょうざ協会」と、津ぎょうざのPRを行っているまちおこし団体「津ぎょうざ小学校」で構成するNPO法人「津ぅ郷育委員会(つぅきょういくいいんかい)」です。
全国区となった津ぎょうざですが、津ぅ郷育委員会に無断で、県外で津ぎょうざを名乗る別の商品が販売されたことがあり、築き上げたブランドを損なわれることがないように今回登録されたということです。
普通の餃子より格段に大きい「津ぎょうざ」。津にお越しの際にはぜひお召し上がりください。
そして、先日、埼玉県飯能市に津ぎょうざを提供するお店ができました。
津市まではなかなか行けないなぁという関東圏の方は、こちらへどうぞ。
お墨付きをいただいたお店が提供する津ぎょうざ、おいしいですよ!