登録日:2022年6月2日
~東京事務所長です~
寺社仏閣へ行かれた時に御朱印をもらって来られる方も多いのではないでしょうか。
御朱印は、元々は写経などを納めた証としていただいていたもののようですが、最近は、参詣、参拝の証として受けることが多く、ブームにもなっています。
私も、先日、初めて御朱印をいただきました。上野東照宮の御朱印です。
上野東照宮は1616年2月、危篤の徳川家康の枕元に天海僧正と津藩主・藤堂高虎が呼ばれ、三人一つ処に末永く魂鎮まる処を作るようにと遺言され、1627年に藤堂家の屋敷地であったところに寛永寺の一部として創建されました。
そう、上野東照宮は津の殿様、藤堂高虎公が作った神社なのです。
帰ってから御朱印をよく見ると、専用ケースに縁起が書いてあり、現在は明治の神仏分離令で祭神が家康公、吉宗公、慶喜公になっていますが、御朱印の中央にある印は、創建当初の祭神、家康公、天海僧正、高虎公になっているとあるではありませんか。
祭神が変わる以前から御朱印に使用されていた印を今も使用されているとのこと。
津市東京事務所職員としてもうれしい限りです。
東京にお越しの際、または、上野にお出かけの際には、ぜひ上野東照宮にお立ち寄りください。
高虎公の名前のある灯篭もありますよ。