登録日:2022年6月24日
~東京事務所長です~
6月22日に参議院選挙の公示がされましたね。
女性の候補者が過去最高の181人とのことです。
街で見かける選挙の掲示板にも女性のポスターが多く貼られています。
しかし、新聞で見かけてショックを受けたのですが、女性が参政権を持った初めての選挙、昭和21年4月に行われた衆議院選挙で当選した女性議員は39名、そして、令和の今、女性衆議院議員は46名と書かれていたことです。
7人しか増えていない……。
いまだに家事・育児は女性の役割という考えが根強い日本において、国の行く末を決定する国会議員に女性が少なすぎると、なかなかその慣習は変えていくことができません。
また逆に、この状況ゆえに、よく女性議員は福祉・教育などの分野が強いと言われがちですが、中には苦手な人もいると思いますし、得意分野に性差はないと思います。
ただ、同じ女性として女性議員はどんどん出てきてほしいのですが、「女性活躍」の名のもとに、その資質がない人を「女性」というだけで立候補させるのはやめていただきたいです。
企業や自治体にもその傾向があるようで、「女性」というだけで管理職になり、本人も周りも苦労している例も多くあると聞いています。(私も現場でこまごまと働くほうが得意なのですが)
一つ言えることは、女性であれ、男性であれ、本当に国の未来を真剣に考えていただける方に国会議員になっていただき、日本をいい国へ舵取りしていただきたいと思います。
彼らを選ぶ私たち国民も、しっかりと見極めて投票したいと思います。