～東京事務所長です～

7月14日はフランス革命記念日です。

1789年7月14日、廃兵院から武器弾薬を奪った群衆が、バスチーユ牢獄を襲撃した日で、この日からフランス革命が始まったと言われています。

フランス革命が世界各国に及ぼした影響は計り知れません。日本の明治維新の原動力となった一人、吉田松陰も「那波列翁（ナポレオン）を起こしてフレーヘード（自由）を唱えねば」と言っています。（ナポレオンについて若干誤解されている気がしなくもないですが）

民衆が勝ち取った「自由」、「平等」、「友愛」。

フランス国旗のトリコロールもこの3つの言葉にあてはめられますが、どうやら王の色（白）とパリ市の色（青と赤）を合わせてできたようです。

3色旗は革命の時期に生まれたので、革命のスローガンに合わせたのでしょうね。

フランス革命はおしゃれなイメージかもしれませんが、実際は多くの血が流れています。

指導者の一人、ロラン夫人が処刑される前に残した「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されてきたことか」という言葉は、フランス革命の姿をよく表しているのと同時に、全てのことが行き過ぎるとどうなるのか、という戒めにもなっているような気がします。

歴史に学び、先人が築いてきてくれたこの世の中を、次の世代にきちんと受けついでいかないといけませんね。

と思いながら、パリ祭の花火が見たい、と思う今日この頃です。