登録日:2022年10月20日
~東京事務所長です~
紙やプラスチックの健康保険証が廃止され、マイナンバーカードに統一されるという話題がTVや新聞で出ていますね。
マイナンバーカード、私、すでに持っています。
昔、アメリカの映画で、どこかの窓口で主人公が「○○よ。社会保障番号×××××××××」と言っているシーンがあり、「カッコいいな、それだけで身分証明ができるんだ」と思いました。
日本でマイナンバー制度ができたとき、制度としては少し違いますが、それを思い出しました。
でも、マイナンバーカードは作るのが面倒そうだし、いいかな、と思っていたら、異動先の課のミッションが「マイナンバーカードを利用した高齢者外出支援事業の開始」。
津市では、マイナンバーカードのマイナンバーが入っていないエリア(そういうエリアがあるのです)を使って発行する「シルバーエミカ」というカードを市内在住の65歳以上の希望される方にお渡ししています。
シルバーエミカには1ポイント1円換算のポイントを、市が毎年2,000ポイントを上限にチャージします。これは、市内を走る三重交通バスと市内中心を走る「ぐるっと・つーバス」で乗車料金として使えます。
そして、津市のコミュニティバスは見せるだけで乗車無料になるというもの。
この制度が始まることを市内65歳以上の皆さんにお知らせをしなくてはいけない。ということは、自分でもマイナンバーカードを作って手続きなどをしっかりお伝えしなければ、ということで、案外早く作ることになりました。
面倒と思っていた手続きですが、意外にも簡単で、面倒だったのは申請時か受け取りかどちらかは役所に行かないといけないことぐらいでした。
高齢者外出支援事業はおかげをもちまして皆さんに受け入れていただき、確か、当時65歳以上の方のマイナンバーカード取得率は津市は全国でもトップクラスだったと思います。
私も仕事でやむなく早期に取得しましたが、取得してよかったなと思ったのは、東京赴任が決まって3月下旬という、一番住民票などの窓口が混む時期に、マイナンバーカードを使ってコンビニでさくっと住民票が取れたことでした。
マイナンバーカードの取得は各自治体も専用窓口を作ったり、津市でも市内の企業や団体のご希望により、職員が出向く出張受付も行ったりしていて、当時より取得しやすくなっているようです。
個人的には、役所に出向くことなく受け取れたり、更新できたらいいなと思います。総務省さんに頑張っていただきたいところです。