登録日:2022年12月2日
~東京事務所長です~
少し前に映画を観に行った時、上映前に映画「Dr.コトー診療所」の予告をやっていました。
離島の診療所にやってきた医師が島の住人の信頼を得ていくなかで繰り広げられるヒューマンドラマ。当時、とても好きなドラマでしたので、主題歌のイントロと島の美しい風景の中をコトー先生が自転車に乗っている姿を見ただけで涙が出そうでした。
ちょうど夕方の再放送が始まったので毎日録画して見ているのですが、当時はそんなに気にしていなかったことについていろいろと考えさせらます。
最初のシリーズが放送されていたのは2003年。その時にも離島などの医療の問題があったのですが、現在は地方の高齢化も進み、医師不足の地域も増えてきています。
ドラマでコトー先生が大学病院の後輩医師に「大学病院で働くことは素晴らしいこと、でもそれ以外の場所でも医師として学ぶべきこともたくさんある。そのことを覚えておいてほしい」と言っていました。
都会の大病院で最先端の医療に触れたいとお医者さんたちが思われるのは当たり前だと思いますが、少しでも地方へも目を向けていただける方が増えるといいなと思います。
そのために、行政もできる限りの知恵をしぼらないとと改めて思う今日この頃です。
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