登録日:2023年1月18日
~東京事務所長です~
先週末、久しぶりに小田急線に乗りました。
小田急線は母の実家近くを走っていて、幼いころから親しんでいた路線です。学生時代には毎日利用していました。
始発駅の新宿から乗りましたので、若干席も空いていたのですが、外の景色が見たくて扉の横に立っていました。
学生時代から変わらないビルや新しい風景などを楽しんでいましたが、ふと扉のガラスに貼ってあるステッカーに気づきました。
「小田急の子育て応援車」
どうやら、お子さま連れのお客様に安心して乗っていただける車両ということで、一般のお客さまにお子さま連れのお客様を温かく見守ってください、というメッセージが書かれていました。
後で調べると、小田急の「子育て応援ポリシー」の一環で、ベビーカーを抱え乗り降りに苦労されている方や、赤ちゃんが突然泣き出してしまったときにも気兼ねなく安心して利用してもらえる取り組みだそうです。
小田急は、小児運賃をICカード利用に際して一律50円にしたり、親子で楽しめるイベントなどを開催したり、子育て応援に力を入れています。
こういう取り組みを通して親子で親しんだ子どもたちは大きくなってからも小田急線に愛着を持って利用してくれるのでしょうね。
また、昨年とても人気があったドラマの舞台が各駅停車しか停まらない「世田谷代田」駅で、ロケ地訪問をする方が増えたと聞いています。
こちらは「小田急ロケーションサービス」を利用していたということで話題になっていました。
民間企業の取り組みではありますが、行政でも参考にできることが多いように感じます。
しっかりインプットしておこうと思いました。