登録日:2023年3月6日
~東京事務所長です~
現在、春季全国火災予防運動が実施されています。
相変わらず半蔵門駅前の子どものモニュメントは消防服を着てPRしています。
先日、夜9時頃帰宅しようとアパート周辺まで来たところで拍子木の音がしました。
ん?と思っていると、「火の用心」という声が。
地元自治会のみなさんの夜回りでした。
一人が提灯を持って、一人が拍子木を打ち、一人が声をかけているようです。
そういえば、私が幼いころは実家の近くでもよく夜回りがありましたし、何度かついていったこともあります。でも、最近は津市内(旧津市)では見かけない光景でした。
東京は近所づきあいが疎遠で、隣の人もよくわからないと言われますが、実は地元のお祭りや寺社仏閣の行事への参加や自治会などの活動は地方より活発に感じられます。
いわゆる人情の下町だけでなく、オフィス関連が多い事務所周辺の都心でも地元神社のお祭となるとオフィスの玄関に提灯を飾り、地元の住民の方と仕事帰りのサラリーマンが一緒に出店のお好み焼きやチョコバナナを楽しむ姿を目にします。
超高層ビル群の間にちょこちょこ顔を出す江戸の風情と人情。
地方も実はこういうところを見習わないといけないのかもしれませんね。