登録日:2023年3月9日
~東京事務所長です~
先日、NHKで「南海トラフ巨大地震」という特集がされていました。
必ずやって来るといわれている南海トラフ巨大地震。津市も大きな被害を受けることが想定されています。これは見ておかねば、と録画をしました。
2夜連続で放送され、1夜目はドラマ仕立てでわかりやすくなっていました。
このドラマで、初めて知ったのが、南海トラフ地震の最悪のシナリオとして、プレートの半分が先に割れ、続いてもう半分が割れるという2回の巨大地震に同地域が見舞われるという「半割れ」というものです。
確かに、昭和の南海地震も東南海地震の2年後にやって来たと習いました。あれが半割れだったのですね。
半割れが起こった場合には、後発地震に備え、近隣の救助隊は駆けつけることができないため、救助が遅れるということです。
また、南海トラフ地震は、大阪を中心とする都市圏や交通の大動脈を抱える静岡、愛知、日本経済を支える中京圏の工業地帯に大きなダメージが与えられるため、経済が大打撃を受けます。
その結果、日本の衰退が進む可能性があるとのことです。
南海トラフ地震だけでなく、首都直下地震も必ずやってきます。
地震大国日本に住むうえは、避けて通れないものですが、地震のことをしっかり知り、今のうちに備えをしっかりしておくことが重要ですね。
これまでも大きな地震に見舞われながら再生してきた日本です。一人一人の心がけで少しでもダメージを少なくして、早急に再生できるようにしていきたいです。