登録日:2023年4月7日
~東京事務所長です~
いよいよ海のシーズンがやってきました!
今日は津市の御殿場海岸で海の安全を祈願する浜開き式が開催されます。
津の海といえば御殿場海岸や香良洲海岸で「潮干狩り」に始まり、「たてぼし」「海水浴」と春から夏にかけて楽しめます。
この「たてぼし」はご存知ですか?「たてぼし」の始まりは江戸時代初め頃だと言われています。第2代津藩主藤堂高次が海で遊ぶためにはじめられたと言われています。「たてぼし」は遠浅の海を利用して、海に竿を建て網を張り、潮が引いてから跳ね回る魚を手づかみにするという漁法が始まりです。それが藤堂藩で遊びの一環として楽しまれるようになりました。要するに海の浅瀬に網を張って、その中にタイやハマチ、アジ、タコなど活きのいい魚を放し、手づかみでつかまえるという浜遊びです。津市に住んでいますと子供会や職場のレクリエーションとして経験することも多いのですが、これ津の海ならではの遊びで、地引網は各地で体験できますが、ほかの地域で「たてぼし」を体験できるところはほとんどありません。
ぜひ、津の海ならではの体験を!
津の海(潮干狩り)