登録日:2023年9月19日
~東京事務所長です~
「津まつり」情報第5弾です。
「唐人踊り」に引き続き「津まつり」の中でも人気の「しゃご馬」の紹介です。
津市の無形民俗文化財に指定されている「しゃご馬」。こちらも江戸時代初期の寛永年間に始まった津八幡の祭礼に登場する歴史ある伝統芸能です。
かご馬の中に入り、怖〜い面と赤毛のかつらを着けて、ほら貝・陣太鼓・錫杖に合わせて踊り駆け回って驚かします。
津市民の間では「しゃご馬」と言えば、子どもの頃お祭りで追いかけられたなぁという「しゃご馬」談議になります。
私の義理の母もお祭りの会場近く北堀端という今の養正町で生まれ育ちましたので、「今のしゃご馬はおとなしいわぁ。私ら小さいころは押し入れの中へ隠れても、そこまで追いかけて来たに」と話します。
今でも十分怖~く、追いかけられた経験のある子どもは、しゃご馬の錫杖の「シャンシャン」という音を聞くだけで逃げていきます。
大人となった今では、「しゃご馬」に追いかけられる子ども達を見るのも「津まつり」の楽しみのひとつですが、そんな私も逃げ回っていたことを覚えています。
「津まつり」に来て「しゃご馬」に追いかけてもらってください。