登録日:2024年2月27日
~東京事務所長です~
「桜餅」と言えば年中あるのでしょうが、なんとなくこれから桜の時期に食べたくなります。
その「桜餅」ですが、なんと東京では「桜餅」と言わないんです。
というと東京の方に怒られますが、津の方では「桜餅」と言えば、もち米からできた道明寺粉で餡を包んだいわゆるお団子で、それを塩漬けにした桜の葉っぱで巻いたものです。
これを東京では「道明寺」と言うそうです。
そして、東京では、小麦粉をクレープ状に焼いた皮で餡を包んで、さらに桜の葉っぱで包んだものを「桜餅」と言うそうです。
その「桜餅」発祥の地といわれる隅田川沿いの向島には、創業から300年続く「長命寺桜もち」という元祖桜餅のお店もあるのです。
もちろんスーパーなどでも「桜餅」は売られていますが、「桜餅」と「道明寺」の両方が売られています。
ちなみに津では「桜餅(東京で言う道明寺)」しか売っていません。
せっかくなので、東京の元祖を食べてみなければと向島の「長命寺桜もち」へ行ってきました。
なるほど!これが東京で言う「桜餅」なんだ・・・地元津の「桜餅」とは全く違う食べ物でした。