登録日:2024年4月3日
~東京事務所長です~
昨日の「お国訛り」ついでに三重の方言のお話をさせていただきます。
以前にも「しあさって」という、三重の方言を紹介させていただきましが、三重の方言とはいうものの、三重県の言葉は木曽三川のひとつ揖斐川を境に愛知や岐阜と同じ、いわゆる東京式のアクセントと近畿地方の京阪式アクセントに分かれています。
さらに、京阪式アクセントは「伊勢弁」、「志摩弁」、「伊賀弁」、「紀州弁」に分かれます。
津市で話されている言葉は「伊勢弁」になります。
「伊勢弁」や「志摩弁」の代表的なものが、タイトルにもある「やに」です。
また、語尾に「なぁ」をつけるのも「伊勢弁」の特徴で、「伊勢のなぁ言葉」とも言われます。
この「やに」や「なぁ」は、やさしく聞こえるようで、巷ではかわいいとも言われているようです。
ちなみに松阪市出身の「西野カナ」さんが話す言葉が「伊勢弁」です。
とある山形在住の知人は、映画の中の広島弁を聞いて、生の広島弁を聞きたいと広島へ旅をしたそうです。
生の「伊勢弁」を聞きたいと津にお越しいただければと思い 、「伊勢弁」講座をこの日記でしていこうと思います。
お付き合いよろしくお願いします。