登録日:2024年4月17日
~東京事務所長です~
伊勢弁講座「なぁ、さぁ」の巻やに。
これも基本中の基本ということで、伊勢弁では、やたらと語尾に「~なぁ」とか「~さぁ」という言葉をつけます。
例えば、この歌詞
「あのね Q太郎はね 頭に 毛が 三本しかないんだよ」
伊勢弁にすると
「あのなぁ Q太郎はなぁ 頭になぁ 毛がさぁ 三本しかないんさぁ」
となるわけです。
これ、ちょうとオーバーぎみに「なぁ」「さぁ」を付けてみましたが、かなりまったりした感じに聞こえるのではないでしょうか。
ここまでいちいち「なぁ」、「さぁ」をつけるとイラっとされてしまうかもしれませんが、やたらと「なぁ」、「さぁ」をつけて喋ります。
自然に話すと「あのなぁ Q太郎はなぁ 頭に毛が三本しかないんさぁ」とういう程度ですかね。
ただ、「なぁ」と「さぁ」の使い分けが私自身もよくわからないというか、自然と喋ってますので、文字に起こすと「なぁ」を「さぁ」に置き換えることもできると思いました。
「あのさぁ Q太郎はさぁ 頭に毛が 三本しかないんさなぁ」というふうに。
これ多分状況によって使い分けているような気もしますし、人によって「なぁ」の入れ具合が違います。
あの「下剋上球児」の舞台となった白山高校の当時の監督、東さんのインタビューを聞いていると、「なぁ」の使用頻度が極めて高いです。
そんな伊勢弁に癒されたい方はぜひ津市へお越しください。