登録日:2024年4月9日
~東京事務所長です~
津市の学校給食から生まれたご当地グルメである「津ぎょうざ」がこの度文化庁100年フードの認定を受けました。
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
認定を受けるためには次の3つの基準を満たさなければなりません。
(1)地域の風土や歴史・風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた地域特有の食文化(全国一律の食材や加工食品ではなく、地域に根差したストーリーを持つ食文化)
(2)地域において、世代を超えて受け継がれ、食されてきた食文化(単に一人、一店による料理ではなく、地域の広がりの中で、二世代以上に渡って継承され現存する食文化)
(3)その食文化を、地域の誇りとして、100年を超えて継承することを宣言する団体が存在する食文化
「津ぎょうざ」は上記3つの基準をクリアし、令和5年度の「未来の100年フード部門」で認定されました。
津市では初めての認定で、認定された団体は特定非営利活動法人津ぅ郷育委員会です。
これまでにたくさんの子どもたちが津ぎょうざを食べて大人になっていきました。
今後も子どもたちが学校給食で津ぎょうざを食べ、大人になってもお店で食べ、100年以上継承されていくものと思います。