登録日:2024年5月10日
~東京事務所長です~
先日、散歩途中に偶然目にした「浅草草鹿」をご紹介します。
台東区のホームページによると「草鹿(くさじしと読むそうです)」は、約20m離れた場所から、高さ約110cmの鹿の形をした的をめがけて弓を引くものであり、烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿の射手が、大勢の見物客が見守る中、腕前を競うのだそうです
射手のみなさんは、近辺の弓道協会の方々で、日ごろの鍛錬の成果で見事に的を射抜くと独特の口上を述べていました。
日本古来の伝統行事である草鹿は、私も初めて目にする珍しい行事でしたが、この日は、「草鹿」の他に「流鏑馬」もあったようで、そちらは約2万人の方が訪れたようで、外国からの観光客の方も多く、英語でのアナウンスもあったそうです。
偶然にしては、珍しいものを見せていただくことができました。