登録日:2025年8月1日
~東京事務所長です~
昨日は土用の丑の日でした。
江戸時代、夏場はうなぎが売れずに困っていたうなぎ屋が、知人だった平賀源内に相談したところ、「本日、土用丑の日」と書いた看板を出すことを勧め、この看板がきっかけで、うなぎが「夏バテ防止」「滋養強壮」のイメージと結びつけられて大ヒットし、現在まで続く「土用の丑の日=うなぎ」の風習の元になったそうです。
こちらの日記でも津市には「うなぎを食べる文化」があることをお伝えし、「津ぅのうなぎ」に絶対の自信を持っている私であることをお断りしておきます。
前置きが長くなりましたが、土用の丑の日に、東京で初めて「うなぎ」を食べました。
お弁当で配達してもらいましたが、美味しかったです。
でも、帰省した時には「津ぅのうなぎ」を食べたいと思いました。
高級なうなぎを食べたら違うのかもしれませんが、安く美味しく食べるのが「津ぅのうなぎ文化」なのです。
何が違うのかというと、関東と関西のうなぎには、「さばき方」「焼き方」「食感」など、違いがあります。
関東のうなぎは、背開きで包丁を入れ、一度白焼きし、さらに蒸す工程を挟み、最後にタレを付けて焼き上げることで、余分な脂が落ち、やわらかな食感になり、さら見た目にもふっくら大きく仕上がります。
一方、「津ぅのうなぎ」を含めた関西のうなぎは、腹開きで包丁を入れ、蒸さずに、直接焼くため、香ばしく、パリッとした食感になります。
関東の「ふんわり柔らか」派か、それとも関西の「パリッと香ばしい」派か、慣れや好みで意見は分かれるのでしょう。
「まぁいっぺん津ぅへ来て、津ぅのうなぎを食べてみてぇ」
「パリっふわっ!ホンマに美味いんやで」
東京のうなぎ弁当 津ぅのうなぎ