登録日:2025年8月15日
~東京事務所長です~
東京事務所にいると各地の食べ物や伝統文化などに触れる機会があります。
先日、新潟市東京事務所の所長さんが、木製の車輪がついた和紙製の鯛の形をした「鯛車」というものを曳きながら各事務所を回り紹介してくれました。
この「鯛車」は、江戸時代末期から新潟市の西蒲区・巻地区に伝わる竹と和紙でできた郷土玩具で、お盆の夕方に、浴衣姿の子供たちが、明かりを灯した「鯛車」をゴロゴロと曳いて町内を歩く古くから親しまれてきた伝統行事だそうです。
なかなか知ることのない地方の伝統行事に触れることができ、夏の夜にたくさんの明かりの灯った「鯛車」がある風景を想像することができました。
各地に残る伝統行事がいつまでも継承されていくと良いですね。