登録日:2025年9月16日
~東京事務所長です~
みなさん海洋深層水をご存じでしょうか。
海洋深層水は、水深200mより深い場所で取水される、太陽光が届かず表層と混ざらない清浄な海水です。
以前にも熱帯魚飼育のお話をさせていただきましたが、実家では海水魚を飼育しています。
この飼育には、当然海水が必要となるわけで、一般的には海水の素を清浄な水に溶かして海水を作ります。
我が家ではその海水を三重県尾鷲市にある「アクアステーション」という海洋深層水の受水施設を使用し汲んできます。
この施設では、三木埼沖の水深約415mから取水し、12.5kmの取水管を用いてアクアステーションで分水しています。
原水のほか、淡水、濃縮水、カルマグ水、高ナトリウム水があり、原水は活魚運搬に利用されるほか、我々趣味で海水魚を飼育する人が利用します。
原水以外では、お茶やコーヒー、炊飯、化粧品などに活用したり、お酒や醤油・味噌など様々なものに利用され、尾鷲市の地域振興や産業振興の一端を担う取り組みとなっています。
この施設近くには世界遺産の「熊野古道」もあり、景色も良くドライブにも最適です。
津市とあわせて三重へのご旅行を計画してみてはいかがでしょうか。