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津市長 前葉泰幸[まえばやすゆき]
謹んで新春のお喜びを申し上げます。
津市は合併10年目を迎えました。10年前、10の市町村が持ち寄った未来の夢の実現と地域の課題の解決に向け、津市政は全力で取り組んでまいりました。学校給食センター、美杉総合文化センター、新斎場、贄崎地区の海岸堤防などの事業はすでに完了し、中勢バイパス津久居工区、一身でん中・かんべ小・白塚小の大規模改造、消防救急デジタル無線などは今年度中に完成します。各地域で求められていた事柄を着実に形にしてきました。
これら事業に充てる経費を合併特例事業債という有利な財源により調達していることと、職員数2割減を達成し組織の効率化を図ったことにより、津市は強い財務基盤とスリムな組織体制を確立しました。最近3年間で42億円積み増した市の貯金に当たる財政調整基金は、津市が市民の幸せのための行政投資をさらに進めることを可能にします。
合併10年目の津市政においては、次の3点に力を入れてまいります。
第一に、進行中の事業を着実に進めます。最終処分場・リサイクルセンター、めいしょう線の全線復旧、産業・スポーツセンター、プレハブ校舎の解消とトイレの洋式化、香良洲高台防災公園などを遅滞なく進めてまいります。
第二に、懸案となっている課題の解決を図ります。久居駅東口整備と久居ホール、新たな応急診療所の整備など市街地における事業も積極的に進めるとともに、子育て支援や学校教育環境の整備、高齢者の健康づくりと生活支援をさらに推し進めます。
第三に、身近な望みをさらに早く確実にかなえられるよう、地域との連携を強化します。地域ごとに課題を定期的に受け止め、継続して取り組み、迅速に結果を出す市役所づくりにまい進します。
風格ある県都・津市の実現に向けて市職員2,500人、今年も力を合わせて市民のために働きます。
「TV版市長コラム」では、前葉市長がこのテーマを語ります
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鎮江国際友好都市交流大会には、8カ国11都市から約100人が参加しました。
津市と鎮江市は、昭和59(1984)年の友好都市提携から今年で30周年を迎えます。朱暁明[じゅしゃおみん]鎮江市長との会見式をはじめ、開幕式やレセプションでは第1の友好都市として常に津市が最上に遇されました。30年にわたり、顔が見える関係を築いたことによる相互信頼と、長年の市民交流による相互理解のたまものです。津市長として大変喜ばしく、この友好関係の更なる発展を確信しました。
津市は、東日本大震災の発生直後から宮城県山元町に職員を派遣し、被災地支援を継続しています。私自身も約3年半ぶりに山元町を訪問し、着実に復興が進む町内を齋藤俊夫町長にご案内いただきました。
山元町役場で開催された「第4回山元町ふれあい産業祭」では、津市のボランティア団体の皆さんによる「伊勢まぐろ丼」の振る舞いが大人気となり、津市の物産ブースも出展されるなど、市民レベルでの津市と山元町の交流も行われています。
平成26年度の津市総合防災訓練を実施し、54機関から約880人の皆さんにご参加いただきました。
訓練想定は、布引山地東縁断層帯西部において地震が発生し、津市内では震度6強を記録、市内各所で建物の倒壊、火災、土砂崩れ、ライフラインの寸断等の被害が生じたものとしました。昨年の大津波想定から今年は土砂災害想定へと内容を大きく変更し、災害対策本部は今回もシナリオ無しの実践的な訓練とすることで、各参加団体の連携を確認することができました。
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