「広報津」第322号(音声読み上げ)つニュース、歴史散歩 第156回

登録日:2019年5月16日

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つニュース

つニュース1 三重県内 男女共同参画連携映画祭2019 美女と野獣 観覧者募集

6月23日から29日までは、男女共同参画週間です。身近で楽しいアニメ映画を鑑賞しながら、男女共同参画社会について考えてみませんか。

とき

6月29日土曜日 13時30分から15時50分まで。13時開場。

ところ

津リージョンプラザお城ホール

内容

映画の上映とパネル展示

入場料

無料

定員

先着600人。入場整理券が必要。

申し込み

はがき、またはEメールで代表者の郵便番号・住所・氏名・電話番号、希望枚数(代表者1人につき5枚まで)を男女共同参画室へ。
郵便番号514-8611 住所不要、Eメール229-3103@city.tsu.lg.jp

後日、入場整理券を郵送します。

申込期間

5月20日月曜日から6月14日金曜日まで

無料で託児を行います

対象

6カ月から就学前までの子ども

定員

先着10人

申し込み

電話で男女共同参画室へ

申込期間

6月3日月曜日から14日金曜日まで

問い合わせ

男女共同参画室 電話番号229-3103 ファクス229-3366

つニュース2 医療と介護サービスを必要とする皆さんへ 津市在宅療養支援センターをご利用ください

高齢者の皆さんが住み慣れた地域で自分らしく暮らせる社会を目指す、地域包括ケアシステム構築のための医療・介護の連携拠点として、津地区医師会と久居一志地区医師会の協力の下、津市在宅療養支援センターを運営しています。

専門職員が地域包括支援センターや地域の医療・介護関係者などと連携し、医療と介護サービスの両方を必要とする皆さんの在宅療養生活をサポートします。お気軽にご相談ください。

ホームページは、津市在宅療養支援センター、で検索してください。

津市在宅療養支援センター

相談日

月曜日から金曜日9時から17時まで。祝日・休日、年末年始を除く。

住所

久居本町1400-2(久居一志地区医師会館2階)

問い合わせ

電話番号255-1300 ファクス255-1350 Eメールtuzaitaku@zc.ztv.ne.jp

例えばこんなご相談をお受けします
  • 退院後の在宅療養生活について
  • 訪問診療してくれる医療機関について
  • 在宅での緩和ケアやみとりについて

問い合わせ

地域包括ケア推進室 電話番号229-3294 ファクス229-3334

つニュース3 総合文化誌 津市民文化 第13号を販売

せんじゅじ みえいどう・にょらいどうの県内初の国宝建造物指定を受け、特集1 文化遺産 受け継いでいく宝物 では津の歴史的建造物や景観など文化遺産の保存や活用についてを、特集2 津で演劇 では津の演劇の歴史や現在の劇団の活動などを紹介します。その他、白山高校の甲子園初出場や、写真作品、津市で活動している人への取材記事、市民の皆さんから寄せられたエッセイ・短編小説、短歌、俳句、川柳、詩、連句などを掲載しています。

販売価格

1冊500円

販売開始日

6月3日月曜日

販売場所

  • 文化振興課(津リージョンプラザ1階総合管理事務室)
  • 教委生涯学習課(市教育委員会庁舎2階)
  • 各総合支所地域振興課
  • アストプラザオフィス
  • 芸濃総合文化センター
  • サンヒルズ安濃
  • 白山総合文化センター

次の書店でも販売

  • 青山書店(羽所町)
  • 三和書店(一身田町)
  • 金青堂書店(久居本町)
  • 別所書店(修成店・津駅店・イオン津店)

問い合わせ

文化振興課 電話番号229-3250 ファクス229-3344

歴史散歩 第156回 たかのゆと いもり神社跡

一志地域の高野団地を抜け、北西へ道を下ると、たかのゆ用水の取水堰と取水口があります。現在はコンクリート製に姿を変えていますが、江戸時代に開削された用水で、この付近を起点に山沿いの水路から高野村をはじめ下流域の水田などに給水し、今もその役割を果たし続けています。

寛永年間(1624年から1644年まで)、二代目津藩主の藤堂高次の時代、度重なる干ばつによって多くの農民が稲の不作に苦しんでいました。そこで、八太村の大庄屋だった田上八太夫は、付近の庄屋に呼び掛け、郡奉行の山中ためつなに高野村の用水を下流域の八太村へと引くことを請願しました。

これを受けたためつなは自ら水路を調査し、藩主の高次に願い出て、正保2(1645)年に新たに取水口を設け、下流域の各村への用水路の開削に着手しました。工事は同年3月に着工、9年をかけた大工事となりました。これにより高野村をはじめ、日置村、庄村、八太村、片野村、田尻村、其村、須ヶ瀬村の8村は たかのゆから水の供給を受け、その恩恵にあずかる田地は約509ヘクタールに及びました。8村は、ためつなの偉業をたたえて没後、いもり神社にためつなを祭神として祭りました。

いもり神社は明治41(1908)年に高岡神社に合祀されましたが、三重県中勢水道事務所から南西に進み、高岡山中腹の山道を100メートルほど雲出川側へと降りていくと、神社跡の石碑が残っています。神社跡からさらに南西に下ると、からといしと呼ばれる雲出川に面した大岩に、承応二みずのとみ年(1653年)三月という たかのゆの完成年月が刻まれ、たかのゆの歴史を静かに伝えています。

たかのゆは、大正14(1925)年からコンクリート化が始まり、昭和38年から41年までの工事で延長約3.4キロメートルの用水路の改修が完成しました。昭和46年からは、上水道もこの たかのゆから取水し、多くの人々が雲出川の恩恵を受けています。


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