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私たち異業種から転職してきました
令和元年度 職務経験者採用職員6人と前葉市長の座談会 職務経験者採用制度
7月8日に令和元年度職務経験者採用職員が、前葉市長と座談会を行いました。
各職場で即戦力として活躍中の6人が、津市職員になったきっかけや自身の経験を生かして取り組んでいきたい業務について、それぞれの思いを語りました。
6人の職務経験
- 言語聴覚士として9年間従事
- 要支援・介護の認定を受けた人の相談やサービスなどの調整・計画する主任介護支援専門員
- 文化ホール指定管理業務、施設維持・運営事業
- ITベンダー・メーカーにて、ITエンジニアとしてソフトの設計・開発・導入
- 建築施工管理業務を13年間経験
- 物流会社でITセキュリティー環境の整備、システム企画、IT・経営戦略の立案・推進
思い立ったきっかけ
職員のコメント
- 他県で働き休日に津の自宅に帰るという生活をしていました。家族のそばで働くことを考えていたところ、職務経験者採用を見つけ、自分の経験が役に立てばと思い応募しました。
- 12年間東京勤務でしたが、津市に住む両親が高齢になってきたこと、自然豊かな環境に住み、ふるさとに貢献したいという思いが強くなったことからUターンを決意しました。
- 津市職員と仕事をする機会がありました。市民の意見を聞き、対応する姿を見て、自分も今までの経験や知識を地域のために役立てたいと思い応募しました。
- 津市で新しいホール(久居アルスプラザ)ができることを知り、今までの文化施設で勤務をしていた経験を生かしたい、その経験を次世代につなげていきたいという思いが芽生え、応募しました。
- 隣の市まで車で約1時間かけて通勤していました。そのため、介護が必要な家族に何かあったとしてもすぐに駆け付けられないこと、また生まれ育った津市で、今までの経験を生かせないかと思っていたときに、広報紙で、求める人材例、として主任介護支援専門員が挙がっていたこともあり、応募しました。
やりがいを感じること
総合病院から転職 言語聴覚士 職員のコメント
児童発達支援センターで勤務しており、前職の医療分野から福祉分野に変わったことに戸惑いがあるものの、保育や生活に重きを置いたより広い視野を身に付けることができています。専門職として訓練や保育の場を通した発達支援、後輩の育成などに注力しています。今後、園訪問による指導や支援センター外での教育など、幅広く活躍できる場を増やしていけることが楽しみです。
主任介護支援専門員から転職 事務職 職員のコメント
前職では主任介護支援専門員として現場で走り回っていましたが、現在は今までの経験を生かし、地域包括支援センターの取りまとめ役をしています。一つ一つの課題を解決していくことに難しさもありますが、やりがいも感じています。
市長のコメント
ぜひ、現場に出て、同様の職種の人の悩みを一緒になって考え、解決してください。保育士や保健師、社会福祉士とうまく連携すれば新たな活躍の場が増えると考えています。まだ取り組めていない専門的な分野を伝えていくことで、福祉全体として底上げができ、二人の最前線での経験を活用できると思います。
今後実現していきたいこと
建設会社から転職 事務職 職員のコメント 市の建物が抱える問題を解決したい
建物の改修や修繕の工程作成をしているときに、これまでの知識が役立っていると感じています。修繕箇所についても業者任せではなく、また、その場しのぎの修繕や改修にはならないよう将来的に有効な直し方を提案していかないといけません。今後、雨漏り・建具の不具合・舗装沈下など、市が管理している建物が抱えている問題を解決したいです。
ITエンジニアから転職 事務職 職員のコメント ITシステムを導入したい
まずは業務知識や事務作業の習得に努めた上で、職員が市民の皆さんへの応対に時間をかけられるよう、業務とITなどの技術を結び付け、効率的で生産的な行政サービスの構築に向けて経験を生かしていきたいです。
物流会社から転職 事務職 職員のコメント ITを活用し業務効率化、行財政改革の推進を
職員のコメント 前職で経営戦略に携わっていましたが、津市を含め地方公共団体全体はITに関し、2年くらい遅れていると感じています。ただ、ITは道具にすぎないので、いかに職員の働きやすさを変えていくかが今後の課題だと感じています。自ら旗振り役として、IT・デジタルの活用を含めた業務効率化、行財政改革の推進を行いたいと思っています。
市長のコメント
より良い市民サービスを提供できるように、またそのようなサービスを提供するためにはどのようなことが必要なのかを考えてほしいと思います。公共団体の経営という点で、いろいろと気付くことがあると思うので、どんどん意見を言ってください。
受験を考えている人へ
職員のコメント
- 市民の皆さんと距離が近いところで、地域のために働けることはすごくやりがいがあります。地域に貢献したいと思う人はぜひ、ご応募ください。
- ダイバーシティーの促進が重要で、いろいろな考え方を持った人が組織にいないと新しいものは生まれません。人口が減少する中、安定した行政サービスを行うために、外部で得たさまざまな知見・経験を生かせる場面が必ずあります。
市長からのメッセージ
終身雇用が当たり前であった時代と比べ、今日、仕事を変えることが多くなってきています。公務への転職を考えてみませんか。津市には2,500人の職員がいて、業務内容は多岐にわたるので、いろいろな活躍の場があります。ぜひ津市職務経験者採用に応募してください。
今年度は、6人全員が男性職員ですが、女性のご応募もお待ちしております。年齢、性別にとらわれず積極的に挑戦し、一緒に住みやすい津市をつくっていきましょう。
今年も募集しています!
受付期間
令和元年9月27日金曜日まで
募集職種
事務職3人程度、看護師1人程度
詳しくは受験案内または津市ホームページをご覧ください。
問い合わせ
人事課 電話番号229-3106 ファクス229-3347
令和元年(2019年)上半期 火災・救急・救助統計
令和元年(2019年)上半期
火災 出火原因1位は たき火
上半期に発生した火災は79件で、昨年同時期と比較すると6件増加し、うち住宅火災は7件増加しました。出火原因の1位は たき火(約20パーセント)でした。たき火を行った際は後始末をきちんと行い、風の強いときには自粛しましょう。
また、こんろが原因の住宅火災が4件(住宅火災の約18パーセント)ありました。火の取り扱いに注意し、住宅用火災警報器を必ず設置しましょう。
火災概況
火災件数合計
- 令和元年(2019年)上半期 79件
- 平成30年(2018年)上半期 73件
- 比較 6件増加
火災種別
建物火災
- 令和元年(2019年)上半期 37件
- 平成30年(2018年)上半期 31件
- 比較 6件増加
建物火災のうち住宅火災
- 令和元年(2019年)上半期 22件
- 平成30年(2018年)上半期 15件
- 比較 7件増加
林野火災
- 令和元年(2019年)上半期 4件
- 平成30年(2018年)上半期 3件
- 比較 1件増加
車両火災
- 令和元年(2019年)上半期 6件
- 平成30年(2018年)上半期 3件
- 比較 3件増加
その他の火災
- 令和元年(2019年)上半期 32件
- 平成30年(2018年)上半期 36件
- 比較 4件減少
死者
- 令和元年(2019年)上半期 2人
- 平成30年(2018年)上半期 1人
- 比較 1人増加
負傷者
- 令和元年(2019年)上半期 8人
- 平成30年(2018年)上半期 5人
- 比較 3人増加
出火原因
たばこ
- 令和元年上半期 全体 4件、住宅 3件
- 平成30年上半期 全体 7件、住宅 5件
- 比較 全体 3件減少、住宅 2件減少
こんろ
- 令和元年上半期 全体 5件、住宅 4件
- 平成30年上半期 全体 4件、住宅 4件
- 比較 全体 1件増加、住宅 増減なし
炉
- 令和元年上半期 全体 1件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 比較 全体 1件増加、住宅 増減なし
焼却炉
- 令和元年上半期 全体 1件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 比較 全体 1件増加、住宅 増減なし
ストーブ
- 令和元年上半期 全体 3件、住宅 3件
- 平成30年上半期 全体 1件、住宅 1件
- 比較 全体 2件増加、住宅 2件増加
ボイラー
- 令和元年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 1件、住宅 1件
- 比較 全体 1件減少、住宅 1件減少
排気管
- 令和元年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 1件、住宅 0件
- 比較 全体 1件減少、住宅 増減なし
電気装置
- 令和元年上半期 全体 3件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 2件、住宅 0件
- 比較 全体 1件増加、住宅 増減なし
電気機器
- 令和元年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 1件、住宅 0件
- 比較 全体 1件減少、住宅 増減なし
電灯・電話等の配線
- 令和元年上半期 全体 2件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 4件、住宅 0件
- 比較 全体 2件減少、住宅 増減なし
配線器具
- 令和元年上半期 全体 6件、住宅 4件
- 平成30年上半期 全体 2件、住宅 0件
- 比較 全体 4件増加、住宅 4件増加
火あそび
- 令和元年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 2件、住宅 0件
- 比較 全体 2件減少、住宅 増減なし
マッチ・ライター
- 令和元年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 1件、住宅 0件
- 比較 全体 1件減少、住宅 増減なし
たき火
- 令和元年上半期 全体 16件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 20件、住宅 1件
- 比較 全体 4件減少、住宅 1件減少
溶接機・切断機
- 令和元年上半期 全体 1件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 2件、住宅 0件
- 比較 全体 1件減少、住宅 増減なし
灯火
- 令和元年上半期 全体 2件、住宅 2件
- 平成30年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 比較 全体 2件増加、住宅 2件増加
火入れ
- 令和元年上半期 全体 3件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 2件、住宅 1件
- 比較 全体 1件増加、住宅 1件減少
放火
- 令和元年上半期 全体 3件、住宅 1件
- 平成30年上半期 全体 1件、住宅 0件
- 比較 全体 2件増加、住宅 1件増加
放火の疑い
- 令和元年上半期 全体 12件、住宅 3件
- 平成30年上半期 全体 7件、住宅 0件
- 比較 全体 5件増加、住宅 3件増加
取灰
- 令和元年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 平成30年上半期 全体 0件、住宅 0件
- 比較 全体 増減なし、住宅 増減なし
その他
- 令和元年上半期 全体 4件、住宅 1件
- 平成30年上半期 全体 5件、住宅 0件
- 比較 全体 1件減少、住宅 1件増加
不明・調査中
- 令和元年上半期 全体 13件、住宅 1件
- 平成30年上半期 全体 10件、住宅 2件
- 比較 全体 3件増加、住宅 1件減少
合計
- 令和元年上半期 全体 79件、住宅 22件
- 平成30年上半期 全体 73件、住宅 15件
- 比較 全体 6件増加、住宅 7件増加
救急 軽症患者が全体の約半数
上半期に発生した救急出動件数は7,931件でした。事故種別では急病が5,008件と最も多く、全体の約63パーセントを占め、次いで一般負傷が1,253件(約16パーセント)、交通事故が616件(約8パーセント)でした。昨年同時期と比較すると、出動件数は13件増加し、搬送人員は20人増加しました。
また、搬送人員全体の約49パーセント(3,563人)が軽症患者でした。軽いけがや病気(擦り傷、歯痛、風邪など)の場合は、自家用車やタクシーなどでかかりつけの病院へ行きましょう。本当に救急車を必要としている貴い命を救うため、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
救急概況
出動件数
- 令和元年上半期 7,931件
- 平成30年上半期 7,918件
- 比較 13件増加
事故種別
急病
- 令和元年上半期 5,008件
- 平成30年上半期 5,087件
- 比較 79件減少
一般
- 令和元年上半期 1,253件
- 平成30年上半期 1,157件
- 比較 96件増加
交通事故
- 令和元年上半期 616件
- 平成30年上半期 620件
- 比較 4件減少
その他
- 令和元年上半期 1,054件
- 平成30年上半期 1,054件
- 比較 増減なし
搬送人員
- 令和元年上半期 7,242人
- 平成30年上半期 7,222人
- 比較 20人増加
救助 建物等による事故が増加
上半期の救助件数は77件でした。そのうち、交通事故が39件で全体の約51パーセントを占め、次いで建物等による事故が17件、それら以外が21件でした。建物等による事故は近年増加傾向にあります。その多くは、建物内に居る高齢者に外から呼び掛けても応答がない、といった内容です。
気温が上昇する季節です。建物内でも熱中症などに気を付けてください。行楽シーズンの長距離運転や海、川でのレジャーの際は、交通事故や水の事故に注意しましょう。
救助概況
救助件数合計
- 令和元年上半期 77件
- 平成30年上半期 67件
- 比較 10件増加
救助種別
交通事故
- 令和元年上半期 39件
- 平成30年上半期 34件
- 比較 5件増加
水難事故
- 令和元年上半期 7件
- 平成30年上半期 1件
- 比較 6件増加
機械による事故
- 令和元年上半期 2件
- 平成30年上半期 2件
- 比較 増減なし
建物等による事故
- 令和元年上半期 17件
- 平成30年上半期 15件
- 比較 2件増加
上記以外の事故
- 令和元年上半期 12件
- 平成30年上半期 15件
- 比較 3件減少
問い合わせ
火災
予防課 電話番号254-0356 ファクス256-7755
救急
消防救急課 電話番号254-1600 ファクス254-1607
救助
消防救急課 電話番号254-1601 ファクス254-1607
シリーズ人権 第84回 市民意識調査を受けて ボリューム2
家庭内の児童虐待は、その家庭だけの問題でしょうか
報道などで児童虐待が原因で、幼い命が失われるという痛ましい事件を目にすることがあります。児童虐待は、児童の人権を著しく侵害し、心身の成長や人格の形成に重大な影響を与えるもので、決して許されるものではありません。皆さんは、このような事件について、どのように感じているでしょうか。
平成29年8月に津市が実施した人権問題に関する市民意識調査によると、家庭内の児童虐待は、その家庭だけの問題だと思うかとの問いに、そう思う、どちらかといえばそう思う、と回答した人が約2割であったのに対し、そう思わない、どちらかといえばそう思わない、と回答した人が、ほぼ半数を占めていました。
設問 家庭内の児童虐待は、その家庭だけの問題だと思いますか(人権問題に関する市民意識調査より)
- そう思う 8.4パーセント
- どちらかといえばそう思う 13.6パーセント
- どちらともいえない 23.8パーセント
- どちらかといえばそう思わない 14.8パーセント
- そう思わない 35.8パーセント
- 無回答 3.6パーセント
児童虐待の現場では、泣きやまない赤ちゃんや、なかなか言うことを聞いてくれない子どもを目の前に、誰にも相談することができず、育児や子育てに戸惑い、思い悩み、いけないことだと分かっていながら、つい子どもに手を上げてしまう、そんな苦しい思いをしているお父さんやお母さんを目にすることが少なくありません。
津市では、このような思いをしているお父さん、お母さんたちに少しでも寄り添うことができるように、専門の知識を持つ家庭児童相談員による子育てなどの悩みに関する相談窓口を設置しています。また、児童への虐待を禁止し、虐待を受けた児童を早期に発見・保護して自立を支援するために制定された児童虐待防止法では、児童虐待を受けたと思われる児童を発見した場合は、速やかに市町村や児童相談所などに通告しなければならない、とされています。児童への虐待を解決するためには、まずは早期発見し、解決に向けて早い段階で適切な支援をしていくことがとても大切です。
次代を担う子どもたちの健やかな成長を、その家庭だけのことと思わず、地域の宝としてみんなで見守っていくため、虐待を受けていると思われる子どもを見つけた時は、もし、違ったらどうしようと迷わずに、市役所や児童相談所などへ通報してください。
子どもにも大人と同じく、一人の人間として人権がありますが、子どもの人権は侵されやすく、みんなで見守っていく必要があります。このことを意識して、子どもの人権が守られるようみんなで取り組んでいきましょう。
(執筆担当 こども支援課)
児童虐待の種類
身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせるなど
性的虐待
子どもへの性的行為、性的行為を見せるなど
保護の怠慢・拒否(ネグレクト)
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れていかないなど
心理的虐待
言葉による脅し、無視、子どもの目の前で家族に対して暴力を振るう(DV)など
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