「広報津」第363号(音声読み上げ)表紙、安心・安全に予防接種を受けるために知っておきたいこと、令和元年度、津市の財務書類を公表します

登録日:2021年3月16日

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表紙

広報津 令和3年3月16日 第363号

200年前に起こった久居の大火を教訓に防火啓発

久居の大火については9ページ歴史散歩をご覧ください。
杉の子子ども会、消防団久居方面団第1分団、二ノ町3自治会が協力して防火啓発しながら久居二ノ町を練り歩きました(1月30日)

安心・安全に予防接種を受けるために知っておきたいこと

現在、新型コロナウイルス感染症予防接種の実施に向けて準備を進めています。予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり免疫を強くしたりするために、ワクチンを接種することです。予防接種を受けることで、病気にかかることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延することを防いだりする効果があります。また、病気にかかったとしても、重症化を防ぐ効果も期待できます。
今回は、予防接種を受ける前に知っておきたいことをご紹介します。

予防接種を受ける前

接種するワクチンの種類や接種間隔を確認する

接種するワクチンの効果や副反応(副作用)についてかかりつけ医等と相談し、よく理解した上で接種を検討してください。

ワクチンの接種は強制ではありません

予防接種を受ける人には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。新型コロナウイルスワクチンも含め、同意なく接種が行われることはありません。

予防接種を受ける時

体調が良い時に接種する

いつもと体調が異なる、なんとなく調子が悪いという時は、接種できるかどうかを、必ず接種医等に相談しましょう。

予防接種を受けた後

体調に変化がないことを確認してから帰宅する

接種部位の痛みや腫れ、頭痛、倦怠感のほか、まれに接種直後にアレルギー反応(アナフィラキシー)が起きることがあるため、予防接種後はしばらくの間、接種した場所に留まり、体調に変わりがないことを確認してから帰宅しましょう。
ワクチン接種後に気になる症状がある場合は、かかりつけ医にご相談ください。

アナフィラキシーとは、汗がたくさん出る、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出るほか、吐き気、嘔吐、声が出にくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるような、激しい全身反応のことです。

問い合わせ

  • 健康づくり課 電話番号229-3310 ファクス229-3346
  • 新型コロナウイルスワクチン接種推進室 電話番号229-3353

令和元年度、津市の財務書類を公表します

地方公共団体の会計は、全ての資産・負債情報なども把握できる発生主義の考え方が導入されています。津市でも国が示した基準に基づき、資産・負債などの状況や、行政サービスのコストがどのくらいかかっているかなどを示した4つの財務書類を作成し、毎年公表しています。
ここでは、一般会計と全ての特別会計・公営企業会計を合算した市全体の財政状況が分かる財務書類4表のうち、貸借対照表と行政コスト計算書の概要をお知らせします。

貸借対照表

津市がどれほどの資産を所有し、債務を負っているかのバランスを明らかにしたもので、資産をどのような財源(負債や純資産)で築いてきたのかが分かります。表の左側に預金やこれまで取得してきた土地・建物などの資産を、右側にその資産を形成したことによる将来の負担である負債と、既に負担した純資産を表しています。
以下は、令和2年3月31日時点の金額です。

貸借対照表左側

資産の部
流動資産
  • 現金預金 15,693,000,000円
  • 基金(財政調整基金、減債基金) 10,166,000,000円
  • その他 2,427,000,000円

合計 28,286,000,000円

固定資産
  • 有形固定資産(土地、建物など) 752,120,000,000円
  • 無形固定資産(ソフトウエアなど) 13,440,000,000円
  • その他(投資など) 15,073,000,000円

合計 780,633,000,000円

資産合計

808,919,000,000円

貸借対照表右側

負債の部
流動負債
  • 1年以内償還予定地方債など 17,435,000,000円
  • その他 5,925,000,000円

合計 23,360,000,000円

固定負債
  • 地方債(1年以内償還予定地方債を除く)など 179,337,000,000円
  • 退職給付引当金 22,525,000,000円
  • その他 86,779,000,000円

合計 288,641,000,000円

負債合計

312,001,000,000円

純資産の部
純資産

496,918,000,000円

負債・純資産合計

808,919,000,000円

家計に例えてみよう

  • 流動資産は、現金、普通預金など
  • 固定資産は、家、家具、車など
  • 負債は、まだ払い終わっていないローン残高、将来かかる子どもの進学費用など

行政コスト計算書

企業会計における損益計算書の自治体版で、利益の追求を目的とする企業とは違い、営利を目的としない行政サービスの提供にどれだけの費用(コスト)がかかったかを表しています。コストには、人にかかるコストや物にかかるコストなど性質別に集計したものと、教育や福祉といった行政サービスの目的別に集計したものがあります。
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの金額です。
各項目の金額は、百万円未満を四捨五入しているため内訳の計と合計が一致していません。

行政コスト計算書の区分と金額

経常費用
  • 人にかかるコスト(人件費など) 22,305,000,000円
  • 物にかかるコスト(消耗品費、減価償却費など) 64,107,000,000万円
  • その他業務にかかるコスト(公債費の利子など) 33,854,000,000万円
  • 移転支出的なコスト(補助金、社会保障費など) 94,450,000,000万円

経常費用合計 214,714,000,000万円

経常収益
  • 使用料、手数料など 54,115,000,000万円

経常収益合計 54,115,000,000万円

臨時損失
  • 災害復旧事業費など 653,000,000万円

臨時損失合計 653,000,000万円

臨時利益
  • 資産売却益など 30,000,000万円

臨時利益合計 30,000,000万円

純行政コスト

経常費用合計 引く 経常収益合計 足す 臨時損失合計 引く 臨時利益合計
161,223,000,000万円

令和元年度 市民1人当たりに使ったお金

純行政コストの値を令和2年3月31日時点の津市の人口で割ると、約58万2,274円になります。

主な1人当たりコスト
  • 人にかかったコスト 8万566円
  • 物にかかったコスト 23万1,554円
  • 業務にかかったコスト 12万2,281円
  • 移転支出的なコスト 34万1,153円

家計に例えてみよう

  • 人にかかるコストは、食費など
  • 物にかかるコストは、水道光熱費、日用品費、旅費など
  • その他業務にかかるコストは、借金の金利など
  • 移転支出的なコストは、祝儀、見舞金、子どもや親への仕送りなど

その他

財務書類について詳しくは津市ホームページでご覧いただけます。津市 財務書類で検索してください。

問い合わせ

財政課 電話番号229-3124 ファクス229-3388


 

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