「広報津」第455号(音声読み上げ)表紙、つニュース、更生保護を知っていますか、歴史散歩 第221回 かざはやいけ

登録日:2025年1月16日

このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。


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表紙

広報津 令和7年1月16日 第455号

新春の香り 心を込めておもてなし

茶道のお点前を学ぶ桃園幼稚園の園児たち。桃の節句に行われるお茶会本番に向けて、練習を重ねています。(11月19日 桃園公民館)

つニュース

つニュース1、エリアプラットフォーム「大門・丸之内 未来のまちづくり」大門・丸之内地区のまちづくり情報を発信中

エリアプラットフォーム「大門・丸之内 未来のまちづくり」では、さまざまな媒体を活用し、大門・丸之内地区の情報を発信しています。昨年10月1日には公式ホームページが公開されました。今後も地区内のイベントやまちづくりなどの情報を発信していきますので、ぜひご覧ください。

公式ホームページ

イベント情報や社会実験など、まちづくりに関する情報を随時更新。エリアプラットフォームについても紹介しています。

公式ライン

最新のイベント情報や社会実験などの取り組み状況について、メッセージでお知らせします。

公式インスタグラム

写真や動画でイベント情報や、まちのにぎわいの様子などをリアルタイムで発信しています。

インタビュー

情報発信チームリーダー 三重交通 寄詰真也さん

官民連携組織であるエリアプラットフォーム「大門・丸之内未来のまちづくり」では、これまでさまざまな社会実験に取り組んできました。

情報発信チームでは、私たちが見据える未来ビジョンの目標の一つ「魅力情報が発信されるまち」を実現するため、他のチーム(道路空間活用・公園空間活用)や構成員・賛助会員の活動内容を中心に、公式SNSで最新の魅力的な情報をお届けしています。さらに、公式ホームページでは私たちのまちづくりへの思いに温かい写真を添えてお伝えしています。ぜひご覧ください。

問い合わせ

都市政策課 電話番号229-3183 ファクス229-3336

つニュース2、貴重な文化財を火災から守りましょう。1月26日は文化財防火デー

76年前の昭和24年1月26日の朝、法隆寺の金堂が火災に遭い、国宝の壁画の大半が焼失しました。その後も、金閣寺などの貴重な文化財の焼損が相次いだことから、昭和30年にこの日を文化財防火デーと定め、全国的に文化財の防火運動を展開しています。

市内には、国宝のせんじゅじみえいどう・にょらいどう(一身田町)をはじめ、貴重な文化財が数多くあり、毎年、地域住民の皆さんの参加・協力を得て、各地で防火訓練を実施しています。

文化財は、私たちみんなの共有の財産です。地域一体となり、日頃から文化財の保護に努めましょう。

問い合わせ

教委生涯学習課 電話番号229-3251 ファクス229-3257

つニュース3、春の錫杖湖畔を駆け抜ける!1,000人のランナー大募集。2025 龍王桜マラソン&ウォーキング大会(32回)

とき

4月13日日曜日9時から

ところ

錫杖湖周辺(芸濃町河内)

種目

マラソン 10キロメートル
対象

中学生以上

費用

2,500円

マラソン 3キロメートル
対象

小学3年生以上

費用

1,500円

ウォーキング 約5キロメートル
対象

小学生以上

費用

1,000円

定員

先着合計1,000人

申し込み

スポーツエントリーホームページから、または電話でスポーツエントリーへ。電話番号0570-039-846、土曜日・日曜日、祝日・休日を除く10時から17時まで。

申し込み後の参加費の返金、参加種目の変更はできません。

申込期間

1月20日月曜日から2月20日木曜日まで

問い合わせ 

芸濃総合支所地域振興課 電話番号266-2510 ファクス266-2522

第70回G1東海地区選手権競走

とき

2月3日月曜日・4日火曜日・5日水曜日・6日木曜日・7日金曜日・8日土曜日

ところ

ボートレース津

20歳以上は、入場料100円が必要です。

イベント

イベントの内容については、都合により変更・中止になる場合があります。

もとボートレーサーによる舟券予想会
とき

2月4日火曜日・5日水曜日・6日木曜日・7日金曜日

ところ 

ツキツクステージ

担当MC
  • 安藤銀一
  • 関谷聖二
その他

実施時間・ゲストはイベント特設サイトをチェック!

人気お笑い芸人!みやぞん お笑いライブショー
とき

2月8日土曜日

第7レース発売中(13時30分頃)・第9レース発売中(14時頃)

ところ 

ツッキードーム

東海地区名物抽選会
とき

2月8日土曜日

開場から第12レース終了まで。ただし、景品がなくなり次第、終了。

ところ 

ツキツクエリア

問い合わせ

事業推進課 電話番号224-5106 ファクス224-9944

詳しくはイベント特設サイトをご覧ください

犯罪や非行を防止し、社会復帰のための地域のチカラ「更生保護」を知っていますか

津市では、安全・安心に暮らすことができる社会の実現に向け、犯罪をした人が再び罪を犯すことなく、円滑に社会の一員として復帰・再出発できるよう、保護司会をはじめとした民間ボランティア団体と連携し、「社会を明るくする運動」(犯罪や非行のない安全で安心な地域を目指す全国的な運動)など更生保護の啓発に努めています。さまざまな立場から見守り、更生を支援する「更生保護ボランティア」の活動にご理解とご協力をお願いします。

社会復帰のための地域のチカラ

更生保護のキャラクター

  • 更生ペンギンのホゴちゃん
  • 更生ペンギンのサラちゃん

更生保護ボランティアの支援

保護司

犯罪や非行をした人の立ち直りを支える、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員。保護観察官と協働して助言や指導を行い、社会復帰に向け働きかける。

  • 全国に約4万7,000人
  • 津市に約110人
協力雇用主

犯罪や非行歴のために仕事に就くことが難しい人たちの自立や社会復帰に協力することを目的として、その事情を理解した上で雇用し、立ち直りを支援する事業主。

  • 全国に約2万5,000人
  • 津市に約60人
更生保護女性会

更生保護施設の支援、子育て支援など多様な活動を行う女性ボランティア団体。

  • 全国に約13万人
  • 津市に約60人
BBS会(ビッグ ブラザーズ アンド シスターズ ムーブメント)

さまざまな問題を抱える児童・生徒と、兄や姉のように身近な立場で接することで、児童・生徒が健全に成長していく手助けを行う青年ボランティア団体。

  • 全国に約4,000人
  • 津市に約10人

地域の皆さんの活動への理解・協力

  • 「社会を明るくする運動」への参加
  • 立ち直りの見守りや受け入れ
  • 刑務作業製品の購入
  • 就労先や居住地の提供

など

「社会を明るくする運動」の主な活動内容

「社会を明るくする運動」津市推進委員会や保護司を中心に、自治会、民生委員・児童委員の皆さんの協力を得て啓発活動をしています。また、小中学生の皆さんに理解を深めてもらうため、犯罪や非行のない地域づくりや立ち直りなどを題材にした作文コンテストを開催しています。

  • 駅頭広報活動
  • 電柱広告による啓発活動
  • 津まつりでの優秀作文表彰式
  • 津まつりでの広報活動

問い合わせ

福祉政策課 電話番号229-3283 ファクス229-3334

歴史散歩 第221回 かざはやいけ

ぬのびき山地から乾いた北西風が吹き下ろす季節となり、かざはやいけの周辺では冬枯れの木々に囲われた静かな時間が流れています。

久居インターチェンジから1キロメートルほど西にあるこの池の歴史は古く、すいにん天皇の治世に全国に800もの池を造らせたうちの一つであると伝えられます。

江戸時代に編さんされた地誌「せいようごれいいきょう」には「とした神社北ニアリ大沼ナリ縦十町余、横二町アリ、この池ノ末流同郡藤方村ニいたりテ相川ト称シ、相川ハ間河の意ニシテ本郡安濃郡ノ堺ヲナス故ノ名ナリト古説ナリ」とあり、大きな沼の存在と下流にあたる相川の名称の由来が記されています。

かざはやいけは、明暦4(1658)年や安政2(1855)年の拡張をはじめ、大正元(1912)年の東ひもん改修や大正12(1923)年の堤防亀裂の修復・改修など、江戸時代以降に幾度も拡張と整備が続けられ、かんがい用水池としての機能を高めてきました。現在の姿となったのは、昭和39(1964)年から足かけ3年の大改修によるもので、昭和43(1968)年2月にその竣工を記念した「かざはやいけ改修之碑」が堤体東脇に建立されました。

ユニークな形状の石碑の上段は池の形を模したモニュメントとなっており、下段はその起原や改修の歴史・現況についての解説が刻まれています。

拡張改修を経た現在は、堤長313メートル、堤高11.65メートル、貯水量50万2,000立方メートル、満水面積16.5ヘクタールの規模を誇り、市内では芸濃地域の横山池と並んで最大規模の農業用のため池となっています。

この池の水が潤す面積は、かつては戸木町から久居明神町にかけての210ヘクタールに及びましたが、昭和50(1975)年の久居インターチェンジ建設とその後の周辺商業施設や病院施設等の整備などもあり、現在は69ヘクタールの範囲となっています。

かざはやいけのかんがい面積は往時の約3分の1となりましたが、かざはやいけ土地改良区の管理する用水は、今も久居台地上での安定した稲作をもたらしています。冬のかざはやいけは、春のしろかきに向けて満々と水をたたえ、静かに羽を休める冬鳥の休息地となっています。


 

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