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折り込み紙2
豊かな自然とともに歩み、より暮らしやすい環境を創造するまち 津
令和7年3月16日発行
環境政策課 電話番号229-3139 ファクス229-3354
家庭ごみ一時集積所に大量のごみを一度に出すと、他の利用者の迷惑になります。
引っ越しなど一時的に大量に出るごみを処分する場合は市ごみ処理施設へ、また新聞などの資源ごみは最寄りのエコ・ステーションへ自己搬入してください。自己搬入が困難な人は、家庭ごみ収集カレンダーで収集日をよく確かめ、計画的に数回に分けて家庭ごみ一時集積所に出してください。
月曜日から金曜日まで
8時30分から12時まで、13時から16時30分まで
広報つの紙面に二次元コードが掲載されています
以下の2つはNGの例です。
ダンボール箱や不透明な袋(紙袋、黒いごみ袋など)を利用せず、ごみは必ず透明・半透明の袋に入れて排出してください。ダンボールはリサイクルできる大切な資源です。ルールを守り正しく分別しましょう。
断面が波状のものはダンボールです。
消費期限を超える等により、そのまま捨てること
買いすぎや作りすぎ等により、食べきれずに捨てること
野菜の皮を厚くむくなど、可食部分まで捨てること
津市の食品ロスは年間約6,900トン(家庭から出る燃やせるごみの12パーセント)。
津市の1世帯当たり年間4万5,000円の損失に相当します。これって1世帯当たりの年間水道代(4万9,000円)とほぼ一緒なんだって!!
賞味期限は、おいしく食べられる期限。食べられるかは見た目や臭いで判断
消費期限は、食べても安全な期限。買ったら必ず期限内に食べる必要あり
自宅の庭や空き地などで発生した草は管理のために刈り取る必要があります。刈り取った草は「燃やせるごみ」で出すことができますが、少し工夫をしてたい肥化することにより、リサイクルできます。
コンポスト容器に発酵剤と刈り取った草を混ぜて放置するだけで、基本的なたい肥ができます。
刈り取った草のたい肥化のために必要なコンポスト容器の購入費に対する補助制度があります。
「燃やせるごみ」は週2回、決まった時間に出す必要がありますが、たい肥化によってごみ出しの手間が省けます。
リサイクルとごみ減量につながります。
コンポスト容器の購入費に対し、2分の1を補助しています(上限3,000円)。ぜひこの制度を利用し、刈り取った草のたい肥化をしてみましょう。詳しくは、環境政策課へお問い合わせください。電話番号229-3258
家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)は、自身で処理手数料を負担して処理する必要があるため、家庭ごみ一時集積所や市の処理施設に搬入できません。また、違法な業者に処理を依頼すると不法投棄等の不適正な処理につながる恐れがあるため、次の方法で適切に処分しましょう。
家電4品目は、分解したとしても家庭ごみ一時集積所には出せません。
分解せずに適正に処分してください。
空き家を所有していると、敷地の除草や庭木の剪定、建物が破損した場合の改修など、維持管理のための費用が必要となります。また、人が住まなくなった家は老朽化が早まる傾向にあり、利活用も難しくなります。早い段階で次のような取り組みを考えましょう。
自身で住む予定がない場合は空き家のままにせず、売却する・賃貸に出すなどの利活用を考えましょう。住宅を売却する場合などは、不動産業者に仲介を依頼するのが一般的です。
老朽化などによる破損がひどく、リフォーム費用がかさむような場合は、建物を除却(解体)して、土地の利活用を考えましょう。
空き家に関する相談には、権利関係(登記など)をはじめ、売却・リフォーム・解体など専門的な知識が必要です。津市では専門家団体で構成される「空き家ネットワークみえ」と協力し、所有する空き家のお悩みや心配事の解決に取り組んでいますので、ご相談ください。
こどもエコクラブとは、3歳から高校生まで誰でも参加できる、環境活動を行うクラブです。
子どもたちが人と環境の関わりについて幅広く理解を深め、自然を大切に思う心や、環境問題の解決に向けて自ら考え行動する力を育成し、地域の環境活動の環を広げることを目的としています。家族や友達、子ども会やクラス等でクラブを作って、環境活動を始めてみませんか。
登録料・年会費は無料です。また、こどもエコクラブに入ることで、活動に役立つツールを受け取れるほか、こどもエコクラブホームページで活動状況を発信できます。
詳しくは、市ホームページをご覧いただくか、環境政策課までお気軽にお問い合わせください。電話番号229-3212
気象庁によると、昨年は全国的に気温の高い日が続き、全国の年間平均気温は統計を開始した1898年以降、最も高い気温となりました。過去100年で津市の平均気温は1.7度も上昇しており、地球温暖化が進んでいるのが分かります。
また、昨年の津市の日降水量と年間降水量は、1946年の統計開始以降2番目の多雨となりました。地球温暖化を原因とする異常気象は全国で確認されていますが、これもその一つと思われます。
これらの異常気象が頻発すると、農業生産や生物多様性などの面でさまざまな悪影響が深刻化するとともに、熱中症をはじめとする健康面への影響も出るなど、私たちは今と同じ生活を続けることが難しくなるかもしれません。
地球温暖化を防ぐためには、その原因となる温室効果ガスの排出、特にその90パーセントを占めるCOツー排出量を減少させる必要があります。
「津市地球温暖化対策実行計画」で定める令和12年度のCOツー排出量(目標)は約1,180千トンCOツーであり、平成25年度比で48パーセント削減する必要があります。これは、杉が1年間で吸収するCOツー量を14キログラムとすると約7万7,100本分に当たり、森林の面積にして東京ドーム18個分以上です。なお、1ヘクタール当たりの杉の本数を900本、東京ドームの広さを4.68ヘクタールとした場合です。
平成25年度と比較した令和元年度排出量の減少幅が小さいことから、これまでの取り組みを継続させつつ、より積極的に推進する必要があります。
津市では事業者・団体と連携し、脱炭素に向けた取り組みを推進していますが、COツー排出量の削減目標を達成するには、皆さん一人一人のアクションも非常に重要です。詳しくは、市ホームページをご覧ください。
多くの人に脱炭素に関心を持って取り組んでもらえるよう、広報津4月号から脱炭素に関するコラムを掲載します。また、出前講座も実施していますので、詳しくはお問い合わせください。
経済産業省資源エネルギー庁ホームページ「省エネポータルサイト」や市ホームページで紹介しています。
「津市地域脱炭素推進プラットフォーム」の参画者を募集しています。参画者はポータルサイトで情報発信をしたり、さまざまな事業者・団体が集うミーティングに参加することができます。個人での申し込みも可能です。申し込み方法など詳しくは、市ホームページをご確認ください。