登録日:2021年11月10日
~東京事務所長です~
6月10日のこの日記で津藩上屋敷の話を書きましたが、先日実際に行ってみました。
地下鉄の秋葉原駅から上がってすぐのところに、「神田和泉町」の町名由来の説明板が立っていました。
津藩上屋敷があり、藩主が名乗った官位「和泉守」に由来しているとのことです。
そして、振り返って、上屋敷跡に建っている会社のビルを囲んでいる植栽のところにも何か説明板があるのを見つけました。
確認すると、「藤堂和泉守の上屋敷を彩った樹々」とあるではありませんか。
説明によると、藤堂家の植木職を代々務めた伊藤伊兵衛ゆかりの樹木を植えたとのこと。
そうやって記憶をつないでもらえていることはとてもうれしいことです。
よく見ると、「ムラサキシキブ」の実がなっていました。
上屋敷の敷地はとても広いです。現在の津市役所より広く感じました。実際に行くとよくわかりますね。
道を挟んだ隣は久居藩の屋敷です。
お近くをお通りの際には、樹々や上屋敷の広さをぜひ実感してください。