「広報津」令和6年6月1日/第440号(音声読み上げ)まちの情報ひろば、市長コラム 変わり続ける津センターパレスビル

登録日:2024年6月1日

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まちの情報ひろば

お知らせ

電波のルールを守りましょう

6月1日から10日までは、電波利用環境保護の周知啓発強化期間です。無線機器を使用するときは、必ず「技適マーク」が付いていることを確認してください。また、外国規格の無線機器は国内では使用できません。

問い合わせ

東海総合通信局 電話番号052-971-9107

法廷見学と出前講義

裁判所では、学校や会社などの団体を対象に、裁判所を身近に感じてもらい、裁判員制度を知ってもらうため、法廷見学や出前講座等を実施しています。申し込み方法など、詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ

津地方裁判所 電話番号226-4172

裁判員制度

裁判員制度とは、国民の中から無作為に選ばれた6人の裁判員が刑事裁判に参加し、裁判官とともに被告人の刑を決める制度です。成年年齢が引き下げられたことにより、18歳以上の人が対象となります。これまで15年にわたって実施され、約12万人が参加しています。

募集

高田短期大学公開講座 ペーパークイリングで絵画を描こう

とき

8月4日日曜日13時から14時30分まで

ところ

同短期大学造形演習室

対象

高校生以上の初心者

定員

抽選10人

申し込み

7月5日金曜日までに必着で、同短期大学ホームページから、または、はがきに講座名、住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、高田短期大学公開講座係へ。郵便番号514-0115 一身田豊野195

問い合わせ

同短期大学 電話番号232-2310

津市シルバー人材センター入会説明会

ときと ところ
  • 6月13日木曜日10時から15時まで 同センター作業室(三重町津興)
  • 6月20日木曜日13時30分から15時30分まで 久居総合福祉会館
対象

市内に在住の60歳以上で臨時・短期・簡易な仕事を探している人

申し込み

前日までに同センターへ。電話番号224-4123

福祉の就職フェア イン みえ

福祉や保育の仕事を探している人を対象に、約80社が参加する就職説明会を開催します。

とき

6月9日日曜日13時から15時30分まで

ところ

メッセウイング・みえ

申し込み

三重県福祉人材センターホームページから

問い合わせ

同センター 電話番号227-5160

姉妹都市提携記念 第33回オザスコ杯争奪サッカー大会

とき

7月20日土曜日・21日日曜日

ところ

香良洲サッカー場、香良洲グラウンド

内容

8人制で15分ハーフ

対象

市内に在住の小学4年生から6年生まで。1チームは15人までです。

費用

1チームあたり3,000円(当日支払い)

申し込み

6月28日金曜日までに所定の申込用紙に必要事項を記入し、直接津市スポーツ協会窓口へ

問い合わせ

同協会 電話番号273-5522

健康

地域で管理栄養士・栄養士として一緒に活動しませんか

三重県地域活動栄養士連絡協議会津支部による活動紹介と説明会を開催します。

とき

6月20日木曜日10時から11時まで

ところ

津リージョンプラザ2階栄養指導室

対象

おおよそ55歳までの人

申し込み

同支部日置へ。電話番号090-7038-0129

薬を知る講座

とき

6月16日日曜日10時から12時まで

ところ

津リージョンプラザ3階第7会議室

内容

「トイレでお悩みの方へ 頻尿とお薬について」をテーマに薬剤師による薬の効能などの解説

問い合わせ

津薬剤師会 電話番号255-4387

第276回住民健康講座

とき

6月13日木曜日14時から15時まで

ところ

久居アルスプラザアートスペース

内容

一志ささべクリニック院長笹の邉淳さんによる講演「長引く咳、息切れにご用心」

問い合わせ

久居一志地区医師会 電話番号255-3155

認知症の人と家族の会 津地区つどい

認知症の人やその家族、専門職などが集まり、介護の悩みなどを聞き取り、解決に向けて意見や情報を交換する場です。

とき

6月8日土曜日10時から12時まで

ところ

新町会館研修室1

対象

認知症の人やその家族

定員

30人

申し込み

認知症の人と家族の会三重県支部河戸へ。電話番号090-2276-7765

無料相談

司法書士による相談会

とき

6月19日水曜日13時30分から16時30分まで

ところ

市 本庁舎

内容

相続(相続税を除く)、多重債務、金銭問題など

定員

先着8人

申し込み

6月7日金曜日8時30分から地域連携課へ。電話番号229-3105

三重県司法書士会常設相談会(面談は予約が必要)

とき

毎月第1・第2・第3水曜日13時30分から16時30分まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

三重県司法書士会館(丸之内養正町)

内容

登記、相続、裁判手続き、多重債務、後見制度など

電話相談もできます。電話番号273-6300

申し込み

月曜日から金曜日まで9時から17時までに同会へ。電話番号221-5553

行政書士定例相談(予約が必要)

とき

毎月第2木曜日10時から12時まで、13時から16時まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

三重県行政書士会事務局(広明町)

内容

相続手続、遺言書、遺産分割協議書、各種契約書、法人設立、許認可申請書類に関すること

申し込み

同行政書士会へ。電話番号226-3137

高齢者のための無料電話相談(弁護士による電話相談)専用電話電話番号228-3167

とき

毎月第2・第4金曜日10時から12時まで(祝日・休日、年末年始を除く)

対象

65歳以上の人やその親族

問い合わせ

三重弁護士会 電話番号228-2232

交通事故面談相談(予約が必要)

とき

毎週火曜日・金曜日(祝日・休日、年末年始を除く)

相談時間は予約時にお問い合わせください。

ところ

三重弁護士会館(丸之内養正町)

内容

交通事故に関する相談

申し込み

月曜日から金曜日まで9時から17時までに同会へ。電話番号228-2232

不動産相談所(面談は予約が必要)

とき

毎週月曜日・火曜日・木曜日・金曜日10時から12時まで、13時から15時まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

三重県不動産会館(上浜町一丁目)

内容

不動産取引などに関する相談(電話相談もできます)

申し込み

三重県宅地建物取引業協会津支部へ。電話番号227-1010

社労士による労働相談(予約が必要)

とき

毎週水曜日13時から16時まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

三重県社会保険労務士会館(島崎町)

内容

解雇、賃金、職場でのハラスメント、人事、配置転換、労働契約などの相談

申し込み

同会総合労働相談所へ。電話番号228-6064

犯罪被害者相談

とき

毎週月曜日から金曜日まで10時から16時まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

みえ犯罪被害者総合支援センター(栄町一丁目)

内容

犯罪の被害に遭った人やその家族の相談。電話相談や法律相談(予約制)などもあります。

問い合わせ

同センター 電話番号221-7830

スポーツ通信

対象

市内に在住・在勤・在学の人

申し込み

種目によって申し込み方法が異なります。

競技団体の申込先・方法のほか詳しくは、津市スポーツ協会にお問い合わせいただくか、同協会ホームページをご覧ください。

フェンシング、テニスの場合

各競技団体へ申し込み。

弓道、日本拳法の場合

津市スポーツ協会(メッセウイング・みえ1階)などにある申込用紙を同協会へ。申込用紙は同協会ホームページからダウンロードもできます。

問い合わせ

同協会 電話番号273-5522

津市民スポーツ大会

フェンシング
とき

7月15日月曜日・祝日

ところ

三重武道館柔剣道場

対象

小学生以上

定員(先着)

50人

申込期間

6月17日月曜日から7月9日火曜日まで

弓道
とき

7月21日日曜日

ところ

三重武道館弓道場

対象

中学生以上

定員(先着)

上限なし

申込期間

6月10日月曜日から7月5日金曜日まで

津市民スポーツ教室

日本拳法
とき

6月28日金曜日19時から21時まで

ところ

三重武道館柔剣道場

対象

小学生以上

定員(先着)

20人

申込期間

6月10日月曜日から24日月曜日まで

テニス
とき

7月13日土曜日9時30分から15時30分まで

ところ

津市民テニスコート

対象

小学生以上

定員(先着)

80人

申込期間

6月6日木曜日から7月1日月曜日まで

弓道
とき

7月27日土曜日9時30分から16時まで

ところ

三重武道館弓道場

対象

中学生以上

定員(先着)

初心者10人、経験者40人

申込期間

6月10日月曜日から7月12日金曜日まで

市長コラム 変わり続ける津センターパレスビル

津市長 前葉 泰幸

中心市街地に登場した大型公共ホール

昭和60年、旧市役所跡地に第3セクター方式で建造された大型商業施設、津センターパレスがオープンしました。商業棟とホテル棟から成る津センターパレスビルはキーテナントにダイエーと津都ホテルを迎え、商業棟の5階・6階部分には床面積1,008平方メートル、552人収容の津市センターパレスホール(センパレホール)が設けられました。

当時、周辺地区に同様の機能を有する施設は、定員290人の旧中央公民館ホールと定員1,300人の旧三重県文化会館しかありませんでした。津市は、文化・芸術の向上と経済活動の振興に寄与する公共ホールを津センターパレスビル内に整備することを決め、株式会社百五銀行から2億6,500万円の寄付を受け、ビルの所有者である株式会社津センターパレスからホール部分を区分所有建物として購入しました。敷地利用権は同社との使用貸借契約により無償で付与されました。

類似ホールの供給ラッシュ

センパレホールの利用率は、オープン当初こそ70パーセント台だったものの、その後、津リージョンプラザお城ホールやアストホールなどの公共ホールや類似の民間施設が次々と整備されるに従い、低下傾向が続きました。津市が平成18年の合併により旧市町村の文化施設を引き継ぎ、自ら合計11のホールを保有するに至ったころには50パーセント前後で推移するようになり、令和に入ると新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響で30パーセント台まで落ち込みました。

管理費と設備投資の負担

センパレホールの供用開始から38年が経過し、老朽化による施設改修の時期を迎えた令和5年春、津市は、利用率が長期に渡って低迷するホールの現状を踏まえ、今後の管理運営の在り方について検討を開始しました。

自治体が所有する文化・芸術関連施設は、使用料を比較的低廉に設定することもあり、管理経費を収入で賄うことができないのが通例です。

センパレホールもその例外ではなく、年間管理経費約1,900万円に対し、使用料収入は約600万円。年間約1,300万円の公費負担により運営が成り立ってきたわけですが、これに加えて、老朽化対策として空調設備の更新に9,000万円、内装改修を含めると1億3,000万円の設備投資が先送りできないところまできていました。

飲食可能なホールとしての希少価値

一方、この厳しい運営状況の下で注目すべき点は、令和のコロナ禍でイベント・集会などが激減した中にあっても、センパレホールに関しては会食を伴う利用が4割にのぼり、飲食の提供が可能な大規模イベント・コンベンションホールとして一定の需要があったことです。

時代とともに中心市街地の商業機能が低下し、国道23号の西側がオフィス街としての顔を持つようになる中、多目的な利用が可能なセンパレホールは、文化・芸術関連イベントより会議、宴会利用の割合が増加しており、今後、その傾向がいっそう強まることが予想されます。

飲食を伴う会合に適した会場として重宝されるようになったセンパレホールは、行政が多額の設備更新費用を負担してその存続を図る必要性を問われるほど公共財としての役割が低下した反面、民間事業者にとっては、立地的に確実な商用利用が見込まれ、設備投資の資金を要したとしても所有する価値のある物件です。商業棟のセンパレホールとホテル棟の宴会場がビル内の同じフロアで隣接し、厨房設備、パントリーなどのバックヤードが直結していることも有利な条件の一つです。

公共ホールの民間譲渡

令和5年5月、津市はこの分析結果を基に、センパレホールを民間事業者に売却する方針を固め、市議会との協議を経て、まずは、津センターパレスビルの津市以外の唯一の区分所有者である株式会社津センターパレスとの交渉を開始しました。

株式会社津センターパレスは、ビルの所有者として、テナントへの賃貸業務をおこなっています。都シティ津撤退時には、新たに株式会社リオ・ホテルズの誘致に成功し、客室が大幅にリニューアルされ、新しく温泉大浴場が備わった「ホテル津センターパレス」として生まれ変わらせた実績を有します。

同社はこのホールについても新しく有効活用を図る目途が付いたとして、同年10月、不動産鑑定価格に基づき津市が示した予定価格1,069万円で購入する意思を表しました。

本年1月、両者は売買契約を締結し、4月、センパレホールの所有権は株式会社津センターパレスに移転しました。津市は今年度からホールの管理経費と新たな設備投資費用を負担する必要がなくなり、逆に、ホール部分の固定資産税収入を得られるようになりました。

大規模バンケットホールとしての再生活用

旧津市センターパレスホールは、ビルの所有者株式会社津センターパレスからリオ・ホテルズグループに賃貸されることが決まりました。

会議場・宴会室として55平方メートルから360平方メートルまでの各種会場を有する新ホテルは、1,008平方メートルの旧センパレホールをそのラインナップに加え、大規模バンケットホールとしてパーティーや結婚披露宴会場として活用するべく、現在、改装工事を進めています。

建築後40年を迎えようとする津センターパレスビルは、今後も新たな魅力を加えながら変化を重ね、大門・丸之内地区の賑わい拠点にふさわしい姿を目指してまいります。


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